電波時計の時刻が合わない場合は?対処法を専門店が徹底解説

 

現在、様々なタイプの腕時計が販売されておりますが、ここ最近、電波時計の存在感と言えば凄まじいものがあるでしょう。電波時計が持つ最大のメリットと言えば、時刻運用の正確性。多くの方が、この魅力に惹かれて購入しているのです。

しかし、時折、電波時計のユーザーの中から、時刻が合わないという声が上がることもあります。本来、ロケーションを問わずに正確な時間が維持できる電波時計ですので、このような状況に困惑されるユーザーもいるでしょう。

今回は、そのようなユーザーの持つ疑問を少しでも解消すべく、電波時計が合わなくなる原因やその対処法についても具体的にチェックしていきます。

電波時計の時刻が合わないのはどうして?

時刻が全くずれている

まず、非常にレアなケースですが、電波時計でありながら、時刻が全くずれてしまっていることもあります。これは、誤受信によって引き起こされるのが一般的です。

そして、誤受信の原因のほとんどが、電波を発する機器が傍にあること。これにより、受信に大きな不具合が起きてしまいます。

そのため、身に着けている電波時計をこれらの機器から引き離した上で、適切な場所に移動して強制受信を進めるようにしましょう。

何秒もずれている

また、秒単位でずれてしまっていることも、先述のように自動受信に障害が発生している一般的な証拠。通常は、強制受信しやすい場所へ移動して再受信させることで改善することでしょう。

ただ、アナログ式の電波時計である場合、針の位置が物理的にずれていることが根本的な原因であることも。この位置のずれによって、あたかも強制受信によってもずれが改善しないような錯覚に陥ってしまうこともあります。

この部分は、ビギナーユーザーであればあるほど盲点になりがち。そのため、アナログ式で強制受信を行っても秒ずれがなぜか改善しない場合は、針の不具合を疑ってみてください。

1時間単位でずれている

さらに、電波時計で1時間ずれるようになると、修理が必要な場合も多くなりますが、実はもう1つ意外な原因となる可能性のものがあります。

それが、グローバルな電波時計には多く装備されている、時差修正機能が作動しているケース。海外に頻繁に行くことがない方にとっては、時間のずれと認識してしまうきっかけにもなるでしょう。

そもそも、この機能があるのにも関わらず、設定のやり方自体を知らないユーザーも多いもの。いざというときに困惑しないよう、取扱説明書を今一度確認しておくことも重要です。

時報とわずかにずれている

ユーザーが意外に気になると言われているのが、電波時計の時刻がテレビやラジオの時報と少しずれてしまうような事象。このケースは比較的頻度が高いとされてはいるものの、実は、それほど深刻なものではありません

一般的に、電波受信を行った後に、内部の演算処理によって1秒にも満たない、ほんのわずかなずれを生じる程度。しかも、その日のうちに自動修正されていくことから、次の日までズレが影響していくこともないのです。

電波時計の時間が合わない原因は?

電池の残量不足

さて、電波時計を使い続ける上で、表示時刻が実際の時間と合わなくなる具体的な原因というのも知っておくべきでしょう。ごく一般的なことですが、まず電池の残量不足は非常に大きな原因として付きまといます。

それというのも、多くの電波時計は定期的に1日に1度は標準電波の受信を行い、自動時刻調整を完了します。これを継続的に続けていくには、十分な電池が残っていなければならず、電波の受信力にも大きく影響をおよぼしていくでしょう。

ユーザーの中には、電池は腕時計の動力源としての役割しか認識されていない方もいますが、電波受信の機能性を発揮するのにも決して欠かすことができないのです

電波の受信ができていない

また、前項でも触れましたが、電波受信の機能があるのに受信そのものができないこともあります。それは、そもそも受信に適切な場所にいないということが大きいでしょう。

特に、ビルや建物でも奥のほうにあるスペース、地下室、移動中の乗り物の中や、交通量の非常に多い道路はもちろん、家電・OA機器に近いところなど、電波障害の原因になりやすい場所は数多くあるのです。

これにより、同じ性能を持った電波時計であっても、その機能性に大きな差が現れることになり、電波受信はその最たるものかもしれません。

針ずれ

本体、電波時計というものは、毎日「0時00分00秒」の針の位置を基準時間とし、電波受信による自動修正を毎日1回進めることで正確性を維持しています。

しかし、ここで「針ずれ」が発生したとなるとどうでしょう。腕時計を身に着ける立場からすると、針は常に正しい位置にあると思いがちですが、実際にはそうではないこともあるのです。

つまり、電波機能は正常に作動している一方で、針ずれが起こっているということは、見かけ上は正確な時刻を表示できていないということになります。これは、すでに触れたようにアナログ時計特有のもの。しかも、多くのユーザーが見落としがちな現象と言うべきでしょう。

磁気帯び

また、磁気帯びも電波時計にとって大きな敵。磁気帯びが、どのように腕時計に悪影響を与えるのかを見ていくと、その主なものとしては内部部品同士の異常接触があります。

これにより、本来一定の間隔で備わっている部品同士が接触してしまうことで、腕時計全体の動作に不具合をおよぼしてしまうわけです。

とりわけ、いわゆるヒゲゼンマイと言われる腕時計のコア部品に不具合が生じてしまえば、電波時計でも精度を一気に失ってしまうリスクもあるでしょう。そのため、各ユーザーは、磁気帯びに対する認識をこれまで以上に高めなければなりません。

時計内部の部品劣化

さらに、どんなに内部に良い部品を組み込んでいる電波時計であっても、その寿命は決して永遠ではありません。それは、部品そのものが消耗品であることはもちろん、スムーズな運用を支えている潤滑油さえも定期的に切れてしまうからです。

そして、このことが電波時計の時間が合わなくなる直接的な原因にもなります。なぜなら、部品の劣化はどんなに適切に使い続けていても避けることができないから。事実上、定期的なメンテナンスを軽視してしまうユーザーは非常に多いでしょう。

無論、それぞれ身に着けている電波時計に品質差はあるものの、メンテナンスの有無によって時間運用精度を失うリスクは大きく異なってきます

電波時計の時刻が合わない際の対処法とは?

電池の種類を確認する

電波時計に対する電池の重要性は理解されたと思いますが、電池のタイプによっても、時刻が合わない際の対処事情は大きく変わってくるもの。特に、ソーラー充電タイプなのか、一般的な電池タイプなのかは注目すべきポイントです。

近年の電波時計にも非常に多くなったソーラータイプ。太陽光だけでなく、一般的な室内灯でも充電できることから、高い利便性を持っています。しかし、当然充電状態が良くないと、電波時計でも時刻が合わなくなる確率が高まり、精度維持のためにも半日以上は太陽光などに当てることが求められるでしょう。

その一方で交換が必要な一般的な電池タイプの場合は、業者に交換依頼するだけで精度維持が可能。普段からメンテナンス意識の高いユーザーであれば、電池タイプの電波時計を長期的に使うことも結果的に精度維持がスムーズにいきます。

正常に電波を受信できているかを確認する

また、電波時計にとって、電波の受信状態の確認を絶えず行うことも時刻精度維持への対処法の1つ。しかし、ユーザーはこの点を意外にも忘れがちでしょう。

時間が合わなくなったことに気付いて対処するよりも、普段から電波の受信に気を配り、常に自動受信しやすい場所へ腕時計を置いておくことがより重要となります。

もちろん、気が付いたときに標準電波を強制受信してみることも重要。大切な腕時計に無関心だからこそ、いつの間にか時間が合わなくなってしまうことを強く意識したいものです。

基準位置がずれていないか確認する

すでに述べた、腕時計での針ずれの悪影響。強制受信による時間の精度維持は、針が基準位置である「0時00分00秒」になっていればこそ可能な機能です。

しかし、針ずれは高級なのアナログタイプでも普通に発生する腕時計トラブル。基準位置の確認は随時行うことを心がけるとともに、基準位置の調整のやり方も取扱説明書によって理解しておきましょう。

磁気抜きを行う

電波時計を購入した当初から、磁気への警戒は何よりも必須。磁気は、一旦腕時計の中に入ってしまうと、抜いてしまうのに非常に面倒な場合もあるからです。

磁気帯びの程度が深刻であれば、自然に抜けていくことを期待しないほうが良いでしょう。タイミングによっては、市販の磁気抜き器を使ってみることも対処の1つでしょう。

また、磁気の除去は、専門業者に依頼するほうがスムーズに完了できることも多く、早急に対処してくれる業者を品定めしておくことも重要になります。

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まとめ:電波時計の時刻が合わない場合は?

もし、電波時計を購入し、時刻が合わないと感じても慌てることはありません。多くの場合、今回紹介したような原因に当てはまり、それに対処することで事なきを得られるでしょう。

しかし、長期使用を進めていくと、上記以外の原因によって電波時計が精度を失うということも十分に考えられます。その場合は、適切な修理を行ってくれるサービス体にいち早く依頼すべきです。

また、その場合に、買替を考慮するのであれば、腕時計本舗のような不具合のある腕時計でも買取可能なサービスを利用することがベスト。これにより、電波時計のトラブルに遭遇しても怖くはありませんよ。

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