腕時計の選び方 · 腕時計ブランド · 腕時計特集 · 高級腕時計 · 2025.02.28

ドレスウォッチとは？専門店がその定義とおすすめブランドをご紹介

ドレスウォッチというと、｢スーツやタキシードにバッチリ決まるフォーマルな腕時計｣とイメージする方も多いのではないでしょうか？しかし、ドレスウォッチの活躍シーンはフォーマルシーンに留まらないのです！

この記事では、ドレスウォッチの特徴やおすすめのブランドやモデルもご紹介します。これを読めば、あなたにぴったりの1本がきっと見つかるはずです！

ドレスウォッチとは

ドレスウォッチとは、主に冠婚葬祭や式典、高級飲食店での会食など、タキシードやスーツといったフォーマルな装いに合わせる腕時計です。

華美すぎず、控えめで上品なデザインが特徴で、シンプルでありながら洗練されたデザインのものが多く、品格を感じられます。

表示形式

ドレスウォッチの表示形式は、デジタルではなくアナログ時計が主流です。特に、時刻を視覚的に美しく表示するために、クラシックな3針のシンプルな構成が好まれます。数字の表示方法も、ローマ数字やバーインデックスなど、上品で見やすさを重視したものが多いです。

文字盤

ドレスウォッチの文字盤は、視認性の高いシンプルなものがほとんど。

カラーは白、黒、シルバーなど落ち着いたものが主流で、余計な装飾を避けたデザインです。針の数も2針または3針とシンプルな構成が一般的です。

ベルト

ブレスレットベルトよりも、高級感や上品感がある革ベルトがドレスウォッチのスタンダードです。クロコダイルなど高級素材が使用されます。

特にフォーマルな場面では、ブラウンやブラックのクロコダイルレザーがぴったりです。

ドレスウォッチのメリット

長く使用できる

シンプルで時代に左右されないデザインは、年齢を重ねても違和感なく使えます。

好みや年齢によって左右されない洗練されたデザインは、一生物としての価値があり、丁寧にメンテナンスすることで、家族に引き継ぐこともできる特別な時計です。

自分を磨いてくれる

ドレスウォッチを時計を身に着けると、自然と姿勢や所作に気を配るようになります。シンプルな洗練されたドレスウォッチは、派手な腕時計と違い、見た目誤魔化すことはできません。シンプルが故に、所作や内面の本当の美しさがと問われるのです。

ドレスウォッチを身につけていると、それに見合う人間になろうと自分の行動、身なりに自然と気を使うようになり、それが内面からも自信を引き出してくれます。特に大事なビジネスシーンや式典では、頼もしいパートナーとなってくれるでしょう。

メンテナンスが容易

シンプルな構造が多いため、メンテナンスも比較的簡単です。革ベルトの交換や文字盤のクリーニングを行うだけで、美しい状態を長期間保つことができます。必要に応じて定期的なオーバーホールを行うことで、さらに寿命を延ばすことも可能です。

ドレスウォッチのデメリット

衝撃に弱い

薄型のため衝撃には注意が必要です。スポーツや激しい動作をする際は、ドレスウォッチの着用を避けるのが無難です。誤ってぶつけた場合でも、すぐに時計店でチェックしてもらうのがおすすめです。

磁気に弱い

磁気耐性が低いモデルが多く、スマートフォンやパソコン、スピーカーなどの電子機器の近くに置くと精度に影響を与える可能性があります。日常的に使用する際には、磁気耐性のあるモデルや専用ケースの利用を検討しましょう。

水に弱い

防水性能が低いモデルが多いため、手を洗う時や雨の日には注意が必要です。普段使いでも水に触れる機会が多い方は、ある程度の防水性能を備えたモデルを選ぶことで、より安心して使用できます。

ドレスウォッチのおすすめブランド

オリエントスター

オリエントスターは、1950年に創業した、日本の高級腕時計のブランドです。生産の全てが国内で行われ、針やネジなど小さなパーツまでも秋田にある工場で製造されています。

一本一本に職人たちの思いがこめられており、本格的な高品質の機械式時計ブランドとして、多くの腕時計愛好家に指示されています。

オリエントスターのオススメモデル：RK-AU0002S

出典：オリエントスター公式オンラインストア

新品価格：¥90,200（税込み）

日本の時計職人が手がけるクラシカルなデザインが特徴です。このモデルは、特にフォーマルシーンやビジネスシーンにおいて洗練された印象を与えます。ホワイトシルバーカラーの文字盤は、どんなスーツにも合わせやすく、控えめながらも品の良さが際立ちます。

インデックスや針はシンプルながらも見やすく設計されており、時間を確認する際のストレスがありません。手首にしっくりと馴染む革ベルトは、クロコダイル風の型押しが施され、フォーマルなシーンでのエレガンスをさらに引き立てます。

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カルティエタンク

カルティエタンクは、カルティエが1919年に発表したスクエア型の腕時計です。カルティエのなかでも特に高い人気を誇るシリーズのひとつとして有名でしょう。

タンクとは、英語で戦車を意味します。戦車をモチーフに、四角形のケースの両サイドを戦車のキャタピラーのように突き出してベルトを装着します。ラグとケースサイドが一体化しており、ベゼルのないデザインが特徴です。

タンクは、カルティエの中出もハイエンドモデルであり、天然宝石などの高価な素材を使用しているため、価格もそれに伴って高価になっています。

カルティエタンクのオススメモデル：WSTA0090

出典：Cartier

新品価格：￥544,500（税込み）

カルティエタンクらしい角ばったケースとレザーベルトの絶妙なバランスです。シンプルながらも独自の存在感を放つデザインは、腕元に特別な印象を与えます。文字盤にはローマ数字が配され、エレガンスと伝統を体現しています。また、青焼きされた針がアクセントとなり、クラシックな中にも個性が光ります。

また、日常生活防水を兼ね備えているため、手洗いや日常の動作でも安心して着用することができることも嬉しいポイント。洗練された腕元を演出したい方には、必見のモデルです。

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グランドセイコーエレガンスコレクション

セイコーは、誰もが知る日本を代表する世界的な時計メーカーで、｢セイコープロスペックス｣や｢アストロン｣｢セイコールキア｣などが有名なモデルです。

そのなかでもエレガンスコレクションは、特別なシーンやフォーマルな場面での装いにぴったりの高級腕時計シリーズです。日本の美意識と洗練されたデザインを融合し、優れた実用性と美しさを兼ね備えています。海外ブランドもいいですが、やはり日本製の腕時計を身につけると誇らしい気持ちになりますね。

グランドセイコーエレガンスコレクションオススメモデル：SBGW301

出典：グランドセイコー

日本の時計ブランドが誇る「ミニマルデザインの美学」を究極まで追求したモデルです。この時計は、シンプルでありながら高級感を備えており、どんなシーンでも手元を洗練された雰囲気に仕上げてくれます。

文字盤は無駄な装飾を一切省き、視認性に優れたレイアウトが特徴。シンプルなバーインデックスや針も細部まで作り込まれており、腕元を見るたびに日本の精密技術を感じられるでしょう。ムーブメントには手巻き式を採用。機械式時計の温かみや、巻き上げるたびに感じる特別な操作感は、時計愛好家にとってたまらないポイントです。

新品価格：￥671,000 （税込）

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