時計のベルトやケースの洗浄方法をご紹介!自分で行う際の注意点
腕時計本舗の編集長の前下です!
今回のテーマは「時計のベルトやケースの洗浄方法」についてです!
腕時計を定期的にメンテナンスを行うことが非常に重要であることは言うまでもありませんが、ケースやベルトが汚れたまま放置してしまうと、サビや耐久性の低下の原因になります。
せっかく買ったお気に入りの腕時計ですので、長持ちさせたいですよね?
一生使いたいと思って時計を選ぶ人もたくさんいらっしゃいます。
汚れを落とすための時計の洗浄が大切ですが、毎回専門のショップに依頼するのもお金がかかってしまいます。そこで、自分で時計を洗浄する方法と注意点を解説していきたいと思います!
腕時計は自分で洗浄可能!
具体的に自分で腕時計を洗浄する方法を知っていれば、汚れが気になった時にはいつでも洗浄でき、時計も長持ちさせることもできるでしょう。
毎回専門ショップへ依頼しなくても、自宅で簡単にきれいにできればいつも綺麗な状態で腕時計を使うことができるので、気持ちも良いですね!
腕時計の洗浄を自分で行う方法
腕時計の洗浄方法① 重曹を使う
まず一つ目は重曹(汚れ落としの洗剤)を使用する方法です。
方法はいたって簡単で、ぬるま湯に軍曹を混ぜて腕時計を入れるだけです。
時計を浸ける容器にスプーン1~2杯の重曹を入れてよくかき混ぜます。この洗浄液に時計を10~15分ほど浸していると、汚れが取れていきます。あとは時計を水で濯いで、水をふき取ったら完了です。
この方法では防水の腕時計でなければなりませんが、もし防水使用でない場合は、ベルトだけを取り外して洗浄するようにしましょう。
※ベルトだけを洗浄する場合でも、金属製のベルトのみで、革製のベルトは変色してしまう可能性があるので、革製の時計は重曹を使った洗浄は必ず避けて下さい。
腕時計の洗浄方法② 眼鏡洗浄剤を使う
次に眼鏡洗浄剤を使う方法です。
眼鏡洗浄剤は、スーパーやドラッグストアで使うものと同じでOKです。
こちらも方法は至って簡単で、まず容器に水を入れ、眼鏡洗浄剤を一回分投入して、腕時計を入れて5分ほど放置します。洗浄剤が全て水に溶け、泡が消えて水が透明になったら完了です。水で濯いできれいに拭き取りましょう。
※眼鏡洗浄剤によっては、使用できない金属もあるので時計の材質も必ず確認しておきましょう!
※眼鏡洗浄剤も金属ベルトのみで、革製のベルトでは使わないようにしましょう!
腕時計の洗浄方法② 歯ブラシで汚れを落とす
まずは、隙間や、表面についた汚れをとってしまいましょう。
時計は細かなパーツで構成されているので、一つ一つバラして掃除するのはなかなか大変です。そんな時役立つのが、どこの家庭にでもある歯ブラシです。歯ブラシを利用することで細かな隙間に溜まった汚れも落とす事が出来ます。
しかし歯ブラシを使う際には、歯磨き粉が残っていないように良く洗ってから使用してください。歯磨き粉には研磨剤の成分が入っているものもあるので、時計の表面に傷が入ってしまうこともあるためです。
汚れが落ちた所で、続いては輝きを取り戻す磨き作業を行って行きましょう。
腕時計の金属ベルトはほとんどの場合がステンレススチール素材が使われています。ステンレススチールは1年ほど利用すると徐々に輝きが鈍くなり、傷が目立って来ます。
こちらも市販の研磨剤や金属磨き用のクロスを利用するとかなり綺麗にすることが出来ます。研磨用の薬剤やクロスなどはホームセンターなどで簡単に手に入ります。クロスに液状の薬剤を付け、金属部分を磨いていきます。磨き残しや、磨き過ぎが無いように丁寧に磨いてください。徐々に輝きが戻って来ますので根気強く作業をしてみましょう。
また、簡単に済ませる方法として100円均一などに売っているシルバー磨きを利用するというのも効果的です。磨くだけでかなり綺麗になります。
ここでも注意が必要ですが、
風防(ガラスの部分)にも様々な素材があり、研磨剤で磨くと傷が付く場合もありますので、ベゼル周りを磨く際は風防につかないように注意しながらすすめて下さい。
また、もともとサテン仕上げになっている時計などは、筋の向きに沿って磨いて行かなければサテン部分がムラになったり、筋目が消えてしまったりする場合もあるのでこちらも合わせて注意が必要です。
【裏技】腕時計の洗浄方法④ クリスタルガードを使う
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実際に磨いてみた詳しいレビューはこちらの記事をご覧ください。
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腕時計を洗浄する際の注意点
腕時計を自分で洗浄するときには、必ず確認して欲しい注意点があります!
詳しく説明していきますので、
必ず自分で洗浄を始める前には確認してくださいね!
注意点① 防水の程度
まず一つ目は、防水の程度です。
防水機能があればわざわざベルトを取り外すことなく全身を洗浄することができるからです。そして、単に防水かどうかだけではなく、「防水の程度」まで確認しておく必要があります。
日常生活防水なのか?ダイバーズウォッチクラスなのか?どのレベルまで防水機能があるのかを知っておく必要があります。
日常生活防水であれば2〜5気圧程度、
ダイバーズであれば20気圧程度の防水機能があります。
ダイバーズウォッチクラスの防水であれば、自分で洗浄する程度のことで水没することは有り得ませんが、日常生活防水で長い時間水に浸しすぎると、最悪のケースでは故障してしまう可能性もあります。
そのため、洗浄する前にご自身の時計がどの程度の防水機能があるのかをよく確認するようにしましょう!
注意点② 金属の種類
そして洗浄前に確認しておくべきこと2つ目は、金属の種類です。
洗剤を使用した方法は手軽にできますが、金属によってはサビ等が発生してしまうように、今回ご紹介の手法に向かない素材もあります。
もし自分で洗浄をする場合は、
洗浄する前に金属の種類は何なのか?重曹や眼鏡洗浄剤を使用しても問題無いのか?
を事前にしっかり確認しておきましょう!
もし少しでも不安があれば専門家に依頼しましょう!
腕時計は非常に細かくて多くの部品でできた精密機器です。自分で洗浄することが不安でプロに依頼した場合はお金もかかりますが、汚れや傷をそのままにしておくほうがよくありません。
なので、もし少しでも自分で洗浄することに不安があるならば、専門のショップやメーカーに依頼をするべきです!専門技術を持つプロに依頼することで、素材や性能に合わせて適切な方法で洗浄してもらえるので安心です。
他にも自分では落とせなかった汚れを落としたり、壊れている部分を修理してもらえたりするので、自分で洗浄するのももちろん良いですが、なるべく専門家に依頼することをオススメします。
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