世界7大時計ブランドとは?魅力をおすすめモデルを解説
パテックフィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、ランゲ&ゾーネ、ブレゲ、ブランパン、ロジェ・デュブイは世界7大時計と呼ばれ、それぞれ独自の歴史と伝統で長年腕時計の愛好家を魅了し続けています。
今回はそんな世界7大時計の魅力・歴史をブランド毎にご紹介していきます!
世界7大時計ブランドとは?1.オーデマピゲ
オーデマピゲの魅力・歴史
時計師の家系に生まれた天才技師ジュール・オーデマとその幼馴染みで経営の才に長けたエドワード・ピゲによって誕生したオーデマ ピゲ。
創業当初から時計職人への技術力への投資は惜しまず、ビス一本から自社で製作するマニファクチュアブランドで、スイスでも高い技術力を誇るブランドとして確固たる地位を気づいています。
オーデマピゲのおすすめモデル
ロイヤルオーク オートマティック 15450SR.OO.1256SR.01
オーデマピゲの代表シリーズであるロイヤルオーク。
スティールケース性の八角形のベゼルとタペストリー模様のダイヤルが特徴的なデザインで1972年の発表以来、それまでのデザインコードをくつがえし、コンテンポラリーウォッチのアイコンとなっています。
世界7大時計ブランドとは?2.パテックフィリップ
パテックフィリップの魅力・歴史
パテックフィリップは1839年スイスでアントニ・パテックとフランチシェック・チャペックの二人により創業された時計メーカーで、当初はパテック チャペック社という社名で始まりました。
その後、フィリップは1842年にパリの博覧会場で、リュウズによる巻き上げ・時刻合わせの機構を考案した人物でもあるジャン・アドリアン・フィリップとめぐりあい、共同経営をすることになり、社名をパテックフィリップ社と改めました。
二人はロンドン万博博覧会に懐中時計を出品し、その時の懐中時計は世界初の鍵がない時計として多くの著名人に賞賛され、パテックフィリップの知名度は爆発的に高くなりました。
パテックフィリップのおすすめモデル
PATEK PHILIPPE カラトラバ 3919J
パテックフィリップのカラトラバは、ラウンド型腕時計の古典として、パテック フィリップのスタイルを象徴する最も美しいモデルだと世界中に認知されています。
その洗練された純粋な造形美は、世代を問わず、現在も数多くの人に愛されています。
世界7大時計ブランドとは3.ヴァシュロンコンスタンタン
ヴァシュロンコンスタンタンの魅力・歴史
ヴァシュロンコンスタンタンの歴史は古く、1755年の創業から260年以上もの間、創業一族が歴史を紡いできました。
ジュネーブの屋根裏部屋にある工房で活躍した時計職人キャビノティエの精神を受け継ぐ高い技術力とそのこだわりから、クォーツショックをも乗り越え、ただの一度もブランドの歴史を途絶えさせずに発展してきた稀有なブランドです。
ヴァシュロンコンスタンタンのおすすめモデル
旅へのスピリットに捧げるトリビュートとして、方位図からインスピレーションを得た、オーヴァーシーズは、アクティブなライフスタイルにぴったりの時計です。
内部には22Kゴールドのローターが組み込まれたヴァシュロンコンスタンタンらしい、拘りが注ぎ込まれた機械式ムーブメントが搭載されています。
世界7大時計ブランドとは4.A.ランゲ&ゾーネ
A.ランゲ&ゾーネの魅力・歴史
フェルディナント・アドルフ・ランゲと言う人物が1815年に創業したAランゲ&ゾーネ。
創業社のフェルディナント・アドルフ・ランゲ15歳の時に、のちにザクセン王国の宮廷時計師となるグートケスの弟子になり、時計技師としての人生をスタートさせました。
1845年にドイツから資金援助を受け、最初はランゲ&Cieという名前で会社を設立。
その後、1868年に息子のリヒャルト・ランゲが入社したことによって、正式にA.ランゲ&ゾーネへと社名を変更。
ランゲ&ゾーネは19世紀後半当時、ドイツからオスマントルコ帝国への表敬訪問の際に献上されるものの一つとして選ばれるほどの信頼と地位を確立させていきました。
A.ランゲ&ゾーネのおすすめモデル
ランゲ1 192.029
盤面の全面に見えるムーンフェイズが特徴的なランゲ1 ムーンフェイズ。
日中は星のないライトブルーの天空ディスク上に月が浮かびます。そして夜になると、383個の星々が輝くダークブルーの空に月が昇ります。
世界7大時計ブランドとは5.ブレゲ
ブレゲの魅力・歴史
ブレゲは1775年、創業者のアブラアム=ルイ・ブレゲがパリ市内で最も古い歴史を持ち「パリ発祥の地」と呼ばれるシテ島に工房を構えたことでスタートしました。
アブラアム=ルイ・ブレゲは「パーペチュアルカレンダー」や「トゥールビヨン」など現在でも続く様々な機構を生み出し、天才技師として名を馳せました。
ブレゲのおすすめモデル
マリーン5517 5517BB/Y2/5ZUフランス海軍のマリン・クロノメーター(航海用精密時計)の製造者としてアブラアン-ルイ・ブレゲが築きあげた偉大な遺産からヒントを得たブレゲの「マリーン」ウォッチ。
ブレゲの伝統的な特質を生かしながらよりスポーティな腕時計を生み出す為に、現代人の要望に応えるさまざまなデザインが施されています。
世界7大時計ブランドとは6.ブランパン
ブランパンの魅力・歴史
ブランパンは7大時計の中でも歴史が長く、1735年に創業されました。
1926年にいち早く自動巻きのモデルを発表し、その後も機械式時計のみに拘って製造、機械式の魅力を生かした腕時計を数多く生み出しました。
1970年代に起こったクォーツショックにより、一度は休眠するも、
1983年にジャン・クロード・ビバー氏とジャック・ピゲ氏が「ブランパン」を買収したことで復活。
現在もいままでに作り上げたモデルの再解釈や、新コレクションの製造など、積極的に新たな腕時計を生み出しています。
ブランパンのおすすめモデル
ヴィルレ ウルトラスリム 6223-1127-55A
ブランパンの最もクラシックなシリーズであるヴィルレは、ブランパン創業の地の名前を冠しています。
純粋なシルエットに明瞭な文字盤、スレンダーなダブルステップのベゼルケースは不変的で、時代を超えて愛されています。
世界7大時計ブランドとは7.ロジェデュブイ
ロジェデュブイの魅力・歴史
ロジェデュブイは ロジェデュブイとカルロス・ディアスによって1995年に創業されました。
過去にロンジンやパテックフィリップで働いていたロジェデュブイはその経験を活かし、若いブランドでありながら完全なマニファクチュールを実現。
時計メーカーにとって難関にして世界トップクラスの栄誉であるジュネーブ・シールを全てのモデルに取得しています。
比較的新しいブランドでありながら、
「独創性」と「品質へのこだわり」で、世界中の時計マニアとおしゃれ好きを虜にしています。
ロジェデュブイのおすすめモデル
エクスカリバー RDDBEX0450アーサー王の伝説に登場する剣の名前を冠する、ロジェデュブイのニューモデルであるエクスカリバー。
エッジの効いたデザインが特徴的であり、大胆なケースデザインに搭載された繊細なムーブメントは「独創性」と「品質へのこだわり」を持つロジェデュブイらしく、次世代を代表するスポーツウォッチと言えます。
まとめ:世界7大時計ブランドとは?
今回は世界7大腕時計をご紹介いたしました。
世界中で愛される長い歴史を持つブランドはそれぞれに歴史があり、腕時計作りに確固たる拘りが見えたかと思います。
デザインや機能面はもちろんの事ですが、そういったブランドの拘りや歴史も含めて腕時計をみるとまた違った視点からも楽しめます。
是非今後の腕時計選びの参考にしてみてください。
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