チューダー(チュードル)はダサい?腕時計専門店が徹底調査
ロレックスの兄弟ブランド‘‘チューダー‘‘
ロレックスの技術と信頼性を継承しながらもコストを抑えた腕時計ブランドとして普及し、今では廉価版という立ち位置を超えて世界的に注目を集めているブランドとなっています。
「そもそもチューダーってどんなブランドなの?」「世間の評価は?」
チューダーの気になる疑問を徹底調査しました。
是非参考にしてみてください。
チューダー(チュードル)とは?
チューダー(チュードル)がダサいと言われる理由は?
どんなブランドであっても人それぞれ好みや考えがあるので評価は様々です。
腕時計を購入するにあたって、マイナス評価は気にする必要はなく自分が欲しいと思うブランドを購入するべきですが、やはり世間の評価も気になるところですよね。
例えばチューダーに対するマイナスイメージは以下のような理由が考えられます。
一部の意見ですが参考としてご覧ください。
ロレックスのセカンドブランドである
チューダーはロレックスの廉価版としてスタートしたため「妥協」や「劣化版」と見なされることがありました。
このイメージが定着しているため「ロレックスよりも劣るのでは?」と感じる人も少なくなかったのです。
さらにロレックスと比較するとチューダーの認知度は低いため、一部の人々はブランドとしての価値を低く見積もっています。
時計に詳しくない人にとって「チューダーってそもそもどのようなブランドなのか」という疑問を持つ人も多いでしょう。
高級感に欠けたデザイン
チューダーはロレックスの兄弟ブランドであることから、 ロゴが違うだけでデザインの似たモデルも存在します。
時計に詳しくない方たちから見ると一見チューダーが‘‘ロレックスの模造品‘‘と見なされ、オリジナリティに欠けると思われることもあるようです。
また一部のモデルが「ロレックスに似ているけど高級感に欠けたデザイン」と評価されることがあります。
主にロレックスと比較されることから来ており、素材やデザイン性がマイナス評価に繋がっているのでしょう。
スノーフレーク針がダサい
チューダーのスポーツウォッチ「ブラックベイ」や「ペゴラス」に採用されている特徴的なスノーフレーク針が好みではないという人もいます。
シルエットがイカに見えるということから「イカ針」とも呼ばれ、これはロレックスには無いデザインです。
ベンツ針といったロレックスの伝統的なデザインに慣れている人にとっては違和感を覚えることがあります。
しかし、このスノーフレーク針はチューダーを象徴する特徴的なデザインでもあります。
ユニークな形状と視認性の高さが特徴で、特に暗い場所での視認性が良く、実用性を重視したデザインとなっています。
ブランドのロゴ
ロレックスの王冠マークは広く認識されているのに対して、チューダーの「バラ」や「盾」のモチーフは一般的にはあまり知られていません。
チューダーは1970年以前に「バラ」のモチーフをブランドロゴとして使用していました。
1970年以降、チューダーは「盾」のモチーフに変更しました。
盾のマークは強さと堅牢性を象徴しています。
しかし多くの人がロレックスのマークを見ただけでその価値を認識できるのに対し、チューダーのマークはそれほど認識されていないため、ブランドとしての印象に差が生じています。
この差がブランドとしての立ち位置に影響を与えています。
SNSでのチューダー(チュードル) の評価は?
SNS上ではチューダーに対する評価は非常に高いです。
特に時計を複数持っているような時計愛好家からも高い評価を受けています。
以下にX(旧Twitter)でのチューダーに関する投稿を少しご紹介します。
チューダーを買ってからロレックスマラソンの熱が少し冷めた。ロレックスは買えなさすぎるし、店員とのやり取りが面倒くさい気持ちが上回ってきた。チューダーは電話で在庫確認と当日だけなら取り置きもしてくれる。品質も良くて普段使いにもってこい。 pic.twitter.com/sQ0laZoJgu
— yoshi_3rd (@yoshi_373) January 9, 2021
TUDOR BLACKBAY
— はるはる@腕時計 車 将棋 (@Yi05i6grJzx5fVI) July 8, 2023
やはりブラックとゴールドのこの色合いが一番好きです
ブルーも良いですけどね
イカ針がださい?
かまぼこケースが厚い?
完璧な美人より少し個性がある女の子にハマるのが男心でしょう?
最高の時計だと思います
良い一日をお過ごしください!#腕時計#TUDOR#チューダー pic.twitter.com/60YwrgGoZK
今日の購入品
— saTO KEItaro (@ToKeitaro486) April 9, 2023
TUDOR ロイヤル黒文字盤 34mm
時計に限らず、自分史上最高額の買い物です!
もはやオフ会の度に納品している気がします🤣
まさか自分がチューダーに手を出すとは思ってもいませんでした😅
サンレイ仕上げの黒文字盤、収まりが良く装着感最高な外装…仕上げの細かさは一流です! pic.twitter.com/1XVE9u39R4
ロレックスマラソンに対する熱意が冷めたというようなユーザーからも、チューダーは高い評価を受けています。
ロレックスは非常に手に入りにくく、購入までの販売員とのやり取りが面倒に感じることが多いのに対し、チューダーはそのような煩わしさがなく、質の高い時計が手に入ると高評価を得ています。
また個性的なデザインが好きな人にとっては特に魅力的であり、ロレックスに対する代替品という位置付けではなく、独自の魅力を持つブランドとして支持されています。
チューダー(チュードル) はダサくない!その魅力
品質と信頼性
チューダーの最大の魅力はロレックスよりも低価格でありながら、品質と信頼性において申し分ない点にあります。
チューダーはロレックスの技術と品質基準を引き継ぎながらも、独自の進化を遂げてきました。
このため非常に高い品質と信頼性を誇ります。
2015年には自社製ムーブメントを開発し、クロノメーター認定を取得しました。
この自社製ムーブメントにより、ETA製の汎用ムーブメントから進化し、より高い精度と性能を実現しています。
ロレックスに匹敵する性能を持ちながらも、価格を抑えることができています
チューダーはコスト削減を図りつつも、高いコストパフォーマンスを維持しています。
デザインと個性
チューダーはロレックスと兄弟ブランドであることから、多くのモデルで類似したデザインを持っています。
以前は裏蓋やバックルなど、一部のパーツがロレックスから流用されていることもありました。
ロレックスの基盤を受け継いでおり、品質だけでなく洗練された美しいデザインを持つモデルが多いです。
一方で現在のチューダーはロレックスとは異なる独自の路線を歩んでおり、個性的なモデルも多く存在します。
カジュアルなファブリックストラップやブラックカーボンコンポジット製ケースなども採用しています。
チューダーはロレックスの技術と品質を継承しつつも、独自のデザインと素材選択により、独立したブランドとしての強い個性を持っています。
ロレックスとは一線を画す個性的な時計を楽しむことができ、多くのファンから高い評価を得ています。
ロレックスの廉価版という立ち位置からの脱却
チューダー(チュードル) のおすすめモデル5選
1.チューダー ロイヤル M28600-0005
出典:Jewel&Watch Supply (rakuten.co.jp)
価格:¥264,800(税込)
チューダー「ロイヤル」はクラシックなスタイルとスポーツウォッチの特徴を融合させたスポーツシックな自動巻き時計です。
一体型ブレスレットは高級感と実用性を兼ね備えており、日常使いにも最適です。
洗練されたデザインが特徴でクラシックウォッチのエレガンスとスポーツウォッチのダイナミズムが巧妙に融合されています。
フォーマルな場面でもカジュアルなシーンでも、どちらにも適した時計として高く評価されています。
2.チューダー 79350 ブラックベイ クロノ
出典:質屋かんてい局 楽天市場店 (rakuten.co.jp)
価格:¥450,800(税込)
水陸両方の伝統が融合したモデルが「ブラックベイ クロノ」です。
コラムホイールと垂直クラッチを備えたマニュファクチュール クロノグラフキャリバー MT5813が搭載されています。
このムーブメントは時、分、秒、クロノグラフ、日付機能を備えており、約70時間のパワーリザーブと耐磁性シリコンバランススプリングを特徴としています。
3. チューダーペラゴス FXD アリンギ・レッドブル・レーシング Ref.25707KN
出典:まじめなとけいや かめ吉 (rakuten.co.jp)
価格:¥524,260(税込)
ペラゴス FXDは「Fixed(固定)」を意味し、ケースにストラップバーが固定された頑丈な構造を持つモデルです。
プロフェッショナルレース、特に競技ヨットレース用に設計されており、堅牢な構造は激しい環境でも耐え抜くことができます。
4. チューダー ブラックベイ 58 M79030B-0001
価格:¥553,050(税込)
ブラックベイ 58は1958年にチューダーが初めて発表した200m防水性能を持つダイバーズウォッチの年にちなんで命名されました。
5.チューダーブラックベイ GMT 79830RB-0010
価格:¥658,660(税込)
ブラックベイ GMTはローカルタイムに加えて2つのタイムゾーンを表示するGMT機能を搭載しています。
デザイン性だけでなく旅行者やビジネスパーソンにとって非常に便利なモデルです。
チューダーの自社製ムーブメント、マニュファクチュール キャリバー MT5652が搭載されています。
このムーブメントは70時間のパワーリザーブと高い耐久性を誇り、COSC認定のクロノメーターとしての精度を保証します。
まとめ:チューダー(チュードル)はダサい?
今回はロレックスの廉価版として誕生し、現在では独自の世界観を歩むチューダーをご紹介しました。
時計の全体的なクオリティはロレックスの方が上ではありますが、チューダーのコストパフォーマンスの高さは他に類を見ません。
実用性はもちろん、豊富なデザインと遊び心を持ち合わせ、ロレックスにはない魅力が沢山あります。
ロレックスの技術を継承しつつ、独自の進化を遂げたチューダーは、単なる廉価版ブランドではなく、独自の魅力と実用性を持つブランドとして確固たる地位を築いています。
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