安いけど高く見える!高見えするメンズ腕時計ブランド12選
タイムツールという概念を超え、今ではファッションアイテムとしてこの世に深く根付いた感もある腕時計。その要因はまさに、腕時計そのものの高級化にあると言えるでしょう。
しかし、優れた風格が約束されている高価格帯のモデルは、すべてのユーザーが手に入れることができるとは限りません。そのような経緯もあり、リーズナブルだけれど高級感のある雰囲気を放つモデルが欲しいというニーズは、常に大きなものが存在しているわけです。
また、最近は各ブランドの素材加工性も飛躍的に高くなっていることから、安いモデルであってもいわゆる「高見え」も可能なモデルも充実。このことは、腕時計ユーザーの新たな掘り起しにも大きく寄与しています。
そこで今回は、安いモデルでありながら、非常に高価に見えるモデルに焦点を当て、どのようなデザインや素材のものを選ぶべきかという視点とともに、メンズ向けの人気のおすすめブランドのモデルをご紹介していきましょう。
安いけど高く見える腕時計の選び方
シンプルな文字盤
高級感あるビジュアルを求める際に、気を付けなければならないのは心地良いフィーリング。ギラギラとしたモノはカジュアル感が強くなり、どこか成金っぽく見えてしまうことで、エレガントさを失っていることもあります。
そのため、デザイン性はシンプルなものを選ぶべき。特に文字盤は、腕時計の顔とも呼べる部分であることから、他の人が見ても不快感を与えない、落ち着く印象を持ったモデルを選んでいきましょう。
そして、文字盤のカラーリングで言うのであれば、ホワイトパール・ネイビーのようなモノトーンによる定番のモノが最適。流行に捉われない、そして無駄のないシンプルな雰囲気こそが、価格に関わらず、末永い高級さを醸し出してくれるのです。
ケースの素材
次に、腕時計の第一印象を決定づけてしまうと言われるケース。シーンに関係のない高見えという視点であれば、否応なしにメタルタイプを選ぶべきでしょう。
メタルはステンレスがメインですが、最近はチタンタイプも多くなっており、風格にもよりいっそう磨きが掛けられています。現在は、比較的安い価格帯のモデルでも、十分にその風格を享受できる時代となっています。
また、軽快さを望むユーザーであれば樹脂製のモノを選ぶこともありですが、ただ高見えを求めるのであれば、どうしてもチープに見えてしまうこともあるので、ここはメタル一択で決めたいものです。
ベルトの素材
さらに、高見えにこだわるのであれば、ベルトの素材にも注目してみたいところ。その場合、革やメタルの素材がベストであり、装着時の高級感ある外観だけでなく、気持ちも自らが大人であることを認識することができます。
比較的アクティブユースを志向するモデルでは、ナイロンや樹脂が素材として使われることも多いのですが、やはり安く見えてしまうということが難点。そのため、価格が安いモデルであっても、革やステンレスやチタンを含めたメタルのモデルを購入すべきなのです。
ただ、革ベルトは耐久性がそれほど高くない場合も見受けられ、劣化によってせっかくの高級感が削がれてしまうリスクもあります。そのため、可能であれば定期的な交換がおすすめであり、ここは常に意識していくと良いでしょう。
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド12選
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 1.オリエントスター
セイコーエプソンの子会社としても知られる腕時計メーカー「オリエント」。日本のメーカーとして、1951年に高級腕時計「オリエントスター」を登場させたのは有名な話です。
このオリエントスターは、価格帯も大変リーズナブルなモノが多いことが特徴。それでいて、「煌びやかな星」のごとくエレガントで、品質はもちろんお洒落な外観美をバランスよく兼ね備えており、コアなファンが多いことでも知られています。
オリエントスターは、基本的に機械式を専門に製造されており、その重厚な雰囲気もあって、ビジネスや商談などの重要なイベントにて活用するのがおすすめ。ファッションアイテムとしても十二分にパワーを発揮し、ライフスタイルに成功を導いてくれるでしょう。
【おすすめモデル:RK-AT0201G】
シンプルなデザインながら、文字盤にあしらわれた大胆なスケルトン。素朴な顔つきだからこそ、特異なデザイン性が際立つのが、このオリエントスターのモデル「RK-AT0201G」です。
すでに少し述べたように、このモデルは、ファッションアイテムとしての姿を強く意識して開発されたモデルに相違なく、非常に優美で、時折虚ろ気な、女性的な雰囲気を見せてくれます。
そんなフェミニンな雰囲気もありながら、このモデルは、中性的なメンズモデルとしても非常にお洒落。現代的なかっこいい男性に見られる穏やかな個性も強く光り、この部分は多くの女性の方にも受け入れられる良さでしょう。
もちろん、ビジネスユースであれば、大きな力を発揮すること間違いなし。国内外での身に着けにチャレンジしてみてください。
新品価格:¥54,560
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 2.シチズン コレクション
日本が誇るシチズンがお届けする「シチズン コレクション」。シチズンのシリーズの中では、比較的お求めやすい価格帯のモデルが多く、クラシカルなデザインを維持しつつ、時代のモードをしっかりと捉えているのが大きな特徴です。
シンプルながら、エレガントなモデルが多いのはもちろんですが、何よりラインナップが極めて多く、どんな志向性を持つユーザーでさえも的確な腕時計選びを進められることが魅力。とにかくハズレのないブランドシリーズとなっています。
【おすすめモデル:NB1050-59H】
シチズンのリーズナブルさは、高級感もきちんと備わっているからこそ安心。それに全く相応しいのが、シチズンコレクションの「NB1050-59H」と呼ばれるモデルです。
メカニカルを意識しているのに、エレガントさが雰囲気の大部分を占めるのがまさに現代的。決して明るくはないグレーの文字盤も、どこか朗らかで、今にもこちらに優しく語りかけてきそうな雰囲気を持っています。
メンズモデルだけに少し大きめのケースサイズに見えますが、実は40mmにも満たないコンパクトな逸品。薄めのボディも、良好な装着感に大いに貢献しており、カジュアルでもドレスウォッチとしても高級な風格を絶対に失うことはなく、一度身に着ければハマってしまうことでしょう。
新品価格:¥57,750
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 3.セイコー プレザージュ
セイコーのブランドの中では、比較的新しい部類に属するのが「セイコー プレザージュ」。しかし、日本の伝統工芸と現代の先進的な時計技術を組み合わせたモデルを多く登場させていることもあり、セイコーにとっても大変意義ある存在です。
近年では、「クラフトマンシップシリーズ」が大変有名で、「琺瑯」や「七宝焼き」による文字盤を有するモデルなど、日本の伝統美を体現したモノも多く、日本を代表する腕時計メーカーとしての決意の現れたブランドとも言えるでしょう。
【おすすめモデル:SARY095】
伝統的な造形を直感的にモデルに反映することも多い、セイコーのプレサージュ。このモデル「SARY095」は、日本庭園の砂紋(さもん)を文字盤にあしらったユニークなモノです。
非常に驚いたのは、文字盤のクロノグラフがズレて、その後にスケルトンがひょっと見えたような面白いデザイン。このようなデザイン的ないたずらも、セイコーのプレサージュにしか出すことのできない技でしょう。
このモデルは、現代男性が発揮する優しさをハイライトしていますが、それにブラックのレザーバンドを組み合わせることで、表情をグッと引き締め。いわば、男性が発揮すべき「けじめ」を演出しており、このことはメンズユーザーに対する応援的なメッセージなのかもしれません。
新品価格:¥58,960
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 4.KUOE
そして、日本の古都・京都発祥のブランド「KUOE(クオ)」。2020年に立ち上がったばかりのブランドであり、デザイン性そのものは、1940年代から1960年代にかけてのイギリスのヴィンテージ腕時計に薫陶を受けていますが、クラシカルな高品質でシンプルな腕時計をリーズナブルに提供するという確固たる信念を持っています。
リーズナブルに購入できるコスパの良さはもちろん、日本的で素朴な価値観がさり気なく散りばめられたモデルのラインナップも、多くのユーザーに高い評価を受けているのです。
【おすすめモデル:OLD SMITH 90-007】
KUOEのモデルシリーズ「OLD SMITH 90-007」では、十数種類のモデルから選ぶことができ、いずれもKUOEらしい上品でシンプルな質感のモノを入手できます。
もちろん、レザーバンド派、メタルバンド派を問わず、自身の価値観と相談しながらピックアップすることができ、特にレザーバンドはイタリア製のコードバンレザーを採用しており、有名ブランドの腕時計と変わらない風格をリーズナブルに得ることができるでしょう。
また、日本製のムーブメントをきちんと採用していることも日本発祥のブランドとしての大きな誇り。日本的な職人魂を常に忘れることのない彼らは、京都という日本伝統の神髄である街の片隅で、日々精進しながら、堅実にこのモデル作り上げているのです。
新品価格:¥¥62,600~70,100
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 5.ハミルトン
アメリカ生まれの「ハミルトン」は、1892年創業の歴史あるブランド。現在はスイスの「スウォッチ」の傘下にあるものの、製造されるモデルによっては、デザインの中にアメリカ発祥としてのイメージが色濃く残っているモノも存在しています。
そんなハミルトンは、鉄道時計や航空時計を開発してきた歴史を持つことでも有名。アメリカ軍にも採用されていたこともあり、アメリカ男性の男らしさのシンボリックな存在でもあるでしょう。
現在は、スイスの技術性との機能的融合により、より洗練されたイメージを作り上げることに成功したハミルトン。「カーキ」や「ジャズマスター」などのシリーズは、ハミルトンでも特に人気のシリーズとして多くのユーザーに愛されています。
【おすすめモデル:H38411183】
こちらにご紹介するのは、「ジャズマスター」からのモデル「H38411183」。光沢のあるメタルバンドは、やはりアメリカ的な自己主張の強さを残していますが、40mmほどの少し小さめのケースサイズがムキムキだけに終わらないメンズウォッチの風格を見せています。
文字盤のデザインを見れば、スイス時計としてのイメージそのもの。多くはモノを語らないストイックさと、先の読めないミステリアスさを兼ね備えた、クロノグラフ搭載型のシンプルウォッチです。
インデックス自体が鏡面仕上げであることから、少し傾けただけで目つきがガラッと様変わり。いわば二面性を持つ男性を表現したツールと言うことができ、これを身に着けることができるあなたはきっと特別な存在に違いありません。
新品価格:¥55,580
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 6.ティソ
数ある腕時計ブランドの中でも、特に古い歴史を持つのが、「ティソ」。創業1853年、日本で言えば江戸時代末期の黒船がやって来た頃であり、その歴史の悠久さがこのことからも理解できるというものです。
現在は、スイスの「スウォッチ」の傘下にありますが、それでもスイスのブランドとして、製品にスイスの国旗を刻印できる数少ないメーカーでもあり、彼らの存在はスイスにとっても誇り高いものと言えるでしょう。
スイスの高級腕時計と言えば、あまりにも「ロレックス」が有名になったこともあり、一般的な知名度は若干低いかもしれませんが、国際的なスポーツイベントでも公式腕時計として採用されるなど、その高い技術性は世界中にて大いに評価されています。
【おすすめモデル:T137.410.11.041.00】
これぞ、ザ・クオーツと言うべき風格が眩しい、ティソの「T137.410.11.041.00」。PRXというネーミングは、Precise and Robust(高精度で堅牢)という耐久性と、X(10気圧)という防水性の高さを表現しています。
モデルの全体的な造形も、とにかく計算しつくされた感のあるイメージ。スイスの腕時計が持つ緻密さと繊細さを象徴しているだけでなく、驚くほどに薄型のボディも腕時計を超越したアイテムであることを自ら強調しているのです。
また、どんな男性が身に着けても腕に馴染むという、その実用性の高さも、この価格からは想像できないほどに秀逸。ビジネスでの活用から、大切な人とのプライベートでの活用まで、広く網羅することができる最高のパートナーとして、ぜひお求めください。
新品価格:¥69,300
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 7.オリエント
先述の「オリエントスター」の項目でも少し触れた、日本の腕時計ブランド「オリエント」。その歴史は古く、創業は1950年にまで遡ります。
機能性を重視することはもちろん、多くのモデルにてデザイン性を限りなくシンプルにとどめており、流行り廃りに左右されにくい価値観を持つモデルを提供することでも有名でしょう。
それだけに、モノトーンをベースとしたモデルラインナップも多く、大部分のモデルにてリーズナブルながらも上品な高級さを実現しています。
【おすすめモデル:RN-AK0803Y】
オリエントの人気シリーズ「バンビーノ」から、SUN&MOONと呼ばれるモデルの1つ「RN-AK0803Y」をご紹介しましょう。アナログ派のユーザーさんにはたまらない、クラシカルなメカニカルさが魅力の腕時計となります。
このモデルの最大の特徴は、そのネーミング通りに、太陽と月の移り変わりを表現する特殊な機能。中性的な雰囲気とローマ数字によるインデックスの調和により、シンプルながらもスケールの大きいイメージを見せてくれているのです。
クリームアイボリーの文字盤は、どこか紅茶のような温かみを感じさせ、濃いめのブラウンレザーバンドも非常にマッチ。常にユーザーに落ち着きと安らぎを与え続ける、女性的な表情もメンズの心をくすぐることでしょう。
新品価格:¥40,810
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 8.セイコー5
1960年代に登場したのが「セイコー5」。本来高価なタイプが多かったスポーツウォッチにおいて、よりリーズナブルな価格にて提供されていました。
この「5」という数字の持つ意味は、「Sports」Street」「Suits」「Specialist」「Sense」という5つの基本的なコンセプトであり、現在は「セイコー5スポーツ」というシリーズでも有名なブランドでもあります。
デザイン性で最も特徴的なのが、デイデイト表示。視認性に優れ、スポーツだけでなく、日常生活でも延長してスムーズな時間運用を可能にするモデルが多く、そのオールマイティさこそがセイコー5の最大の魅力かもしれません。
【おすすめモデル:SBSA255】
コンパクトで、スマートなスポーツウォッチ「セイコー5」からは、「SBSA255」というモデルはいかがでしょう。極黒の文字盤に、パステルのルミに輝く極太のインデックスの存在が、このモデルを何より明確に輝かせています。
昔ながらのクラシックな雰囲気は、現在の主流となっている飾らないファッションにも大きく通じるものがあり、そういう意味では時代がこのモデルを呼び寄せたとも言えるでしょう。あらゆる世代のメンズにも受け入れられるフォルムも魅力的です。
そして、このモデルの意外な良さは、爽やかな高級感。通常はエレガントさに付帯する高級感が、このモデルは若々しい前向きさから滲み出てくるという不思議さあり、ここもユーザーの心を掴んでいるのでしょう。
新品価格:¥43,099
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 9.ツェッペリン
ドイツに生まれた腕時計ブランド「ツェッペリン」。ポイントテック社によって1987年に立ち上げられ、そのブランド名は、フリードリヒ・フォン・ツェッペリン伯爵によって開発された有名な飛行船に由来しています。
彼らのモデルでは、航空機器を彷彿させるような機能性・デザイン性を特にハイライト。技術を誇るドイツ発のブランドらしさが確認できるだけでなく、コアとなるムーブメントもスイス製や日本製のモノを採用するなど、品質保証に関しても大きなこだわりを持っているのです。
【おすすめモデル:8637-1】
ツェッペリンのモデルには、実に相応しい「ムーンフェイズ」が搭載されているタイプ。「MARINE(マリーネ)」と呼ばれるシリーズのモデルの1つであり、航空機の計器のような文字盤デザインが彼らのブランドらしさを表しています。
ドイツ発祥ブランドと言うと、どこか機械的でお堅いイメージがありますが、このモデルは大変柔和で優美。40㎜にも満たないコンパクトさもあり、ドイツに対するゴツゴツした感覚とは一切無縁のモノが噴出してくるようです。
フォーマルなシーンでの使用はもちろんのこと、少しロマンチックなシーンにおいても役に立ち、あらゆるムードにも対応できる風格はやはり見事。相性の良くない女性の前でも、試しに身に着けて見てください。きっといい感じになれますよ。
新品価格:¥59,400
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 10.コーニッシュ
次に、2013年に北欧スウェーデン創業されたブランド「コーニッシュ」。フランス南部リヴィエラ地方の有名な海岸「コート・ダジュール」からインスピレーションを受けており、このブランドのネーミングも、そのリヴィエラ地方の美しい道路「コーニッシュ」から来ています。
そんなコーニッシュは、少しでもリーズナブルな価格にて高級腕時計をユーザーに購入してもらうことを重要視しており、その証拠にムーブメントにも高精度なスイス製のモノを採用しているのです。
ヨーロッパのファッションセンスに満ち溢れた本場の腕時計に憧れるユーザーは多いことから、コーニッシュは今非常に話題性の高いブランドと言えるでしょう。
【おすすめモデル:CW-HC-RG】
南フランスのコート・ダジュールの持つ姿を余すところなくモデルに体現しているとされる、「コーニッシュ」。ここでは、「CW-HC-RG」というモデルをチェックしてみましょう。
コート・ダジュールと耳にすると、日中の煌びやかな美しさばかりを想像される方も多いようですが、このモデルではロマンチックな一面を凝縮。波打ち際にも夜の風景があり、人との出会いがあり、昼下がりには思いつかないインスピレーションだってヒットするわけです。
ゴールドのケース周りはきっと、その見えにくい夜の神秘的な姿を、確実にクローズアップさせるためのもの。このモデルで時が刻まれていくのを実感しながら、自分にしか作れないひと時をじっくりと見つけてみましょう。
新品価格:¥80,300~83,600
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 11.ヴェアホイ
2014年にデンマークで生まれた時計ブランド「ヴェアホイ」は、北欧らしい洗練されたシンプルなデザイン性と特徴ある自然素材を巧みに組み合わせた腕時計を提供。今人気急上昇中のブランドとして注目されているのです。
デザイナーのヤン・ベッケガード・アンデルセン氏によって立ち上げられたこのブランドでは、とにかく飾らないデザインを追求し、それはアンデルセン氏が求める「機能美」を大きく反映しているからだとされます。
特にケースに採用されているオークやメープルなどの素材は、他の腕時計ブランドではまず見られない画期的なもの。彼らにとっては極当たり前でも、それが結果的に唯一無二の雰囲気を出していると言えるでしょう。
【おすすめモデル:A05】
文明素材と天然素材との融合。この「ヴェアホイ」のモデル「A05」には、これまで腕時計のメーカーでは試行されて来なかった取り組みが多く詰め込まれています。
このモデルの名前は「dark walnut」。文字盤には、クルミ材がステンレススチールとともに素材として採用されており、これは現代腕時計の方向性としても非常に画期的なことです。
時代の流れと環境変化を妥協するのではなく、上手く調和させることをこのモデルに宿命付けたかのような、スマートながらも少し重々しい外観を誇っています。
安いけど高く見えるというよりは、むしろ崇高な感覚。メンズだけでなく、レディースにも身に着けていただきたい、そんなテーマ性の高い腕時計になっているでしょう。
新品価格:¥63,800
安いけど高く見えるメンズ腕時計ブランド 12.ヒャクイチ
そして、最後に、またも日本の古都・京都で生まれた新しいブランド「ヒャクイチ」。2013年に立ち上げられたこのブランドは、大部分の腕時計モデルがアナログ式であることでも有名です。
このことについて、彼らは、世に溢れるデジタル文化に対する「アンチテーゼ」と位置付けており、最新の技術を取り入れながらも、伝統美の素晴らしさにこだわり続ける大きな気概も感じられます。
このヒャクイチというネーミングは「101」が由来。つまり、常に100%を超えるメンタリティを有しながら、腕時計作りを志向することを表しており、ここにも日本ブランドとしての誇りが垣間見られると言えるでしょう。
【おすすめモデル:HYAKU1-007Z】
パット見は、よくあるダイバーズウォッチ「HYAKU1-007R」。京都の「ヒャクイチ」のこだわりは、アナログ式であること以外に、日本製の機械式ムーブメントを採用していることにあるでしょう。
このモデルにより、デジタルによる高精度絶対志向の現代社会に対して真っ向から取り組んだのは、「楽しむ腕時計」としてのコンセプトの確立。それは時間を感じ、そして調整することさえも楽しんでしまおうという、従来的な腕時計に対するコンセプトの復刻でもあります。
そして、このモデルはそのコンセプトを見事に表現。今風の見た目を維持しながら、今や時代遅れととも思われていたコンセプトを現代的に巧みに解釈し、今の若者に優しくじっくりと語りかけているのです。
新品価格:¥25,800
まとめ:安いけど高く見えるメンズ腕時計
今回ご紹介したのは、名だたるブランドのメンズ腕時計。そのほとんどがかなりお手頃なタイプですが、大変高く見えるだけでなく、ユーザーが求める風格を満たすものばかりです。
誰もが十分な予算があるのであれば、名実ともに高級な腕時計を買うことも可能ですが、やはり、その腕時計に愛着を感じることができなければ何の意味もありません。実際上、リーズナブルだけど高級な外観を持つモデルは、多くのユーザーが心から満足できるモノが多いと言えるでしょう。
また、このようなタイプの腕時計は、市場を全体的に見ても、最も需要の高い部類に属すると思われ、商品の幅も最も広くなる傾向にあります。さらに、贈り物としても大変重宝するモデルが多く、贈るほうも贈られるほうも幸せに感じられるのも大きなメリットかもしれません。
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