腕時計の日付と時刻の合わせ方の正しい方法とは?
腕時計本舗の編集長の前下です!
今回は、『腕時計の日付・時刻合わせ』についてです!
腕時計についての知識が全く無い人や、時計を買ったことが無い人は、日付や時刻の合わせ方が分からないという人もいるのではないでしょうか?
腕時計には細かな部品やネジらしきものがたくさんついてるけど、
✔︎どこを触ったら日付合わせができるのか分からない…
✔︎間違ったところを触って変な誤作動が起こるのが怖い…
腕時計の日付・時刻の合わせ方の手順
手順① 午前・午後の確認
まずは時計が指してる現在の時刻が午前か午後かを確認します。
その方法は、手動で12時まで時計を動かし、12時になる直前で針を止めます。そして再度スイッチを入れ、12時を超える瞬間にカレンダーが変わり始めたらその時計は夜中の12時、つまり午前を、カレンダーが変化しなければ正午、つまり午後を指してるということがわかります。
まずはこうして時計の午前・午後の状態を確かめましょう!
ちなみに、時計の時間を動かす際には、リューズ(時計のケースサイドに備えられた突起のある部品)を2段階まで引くと指針を動かせるようになります。
手順② 日付の調整
次に日付を調整していきます。
リューズを1段階戻し、日付の調整を行なっていきます。
ここで、①で確認した午前・午後を確認せずに時刻を合わせてしまうと、ちょうど半日分ズレてしまう可能性もあるので、必ず日付合わせをする前には午前・午後の確認を行っておいてください。
手順② 時刻の調整
再度、①で行ったように2段階までリューズを引き、時刻を合わせていきます。
時刻を合わせられたら、リューズを元へ戻します。
この時、リューズを2段階押し込んで戻すことになるので、1段階だけで忘れてしまわないように注意しましょう!
腕時計の日付・時刻合わせの注意点
注意① 操作禁止の時間帯がある!
イメージし難いかもしれませんが、腕時計は時間を調整する時に『操作禁止の時間帯』があります。
分かりやすく言うと、時刻を合わせている時に日付が変わる時間のことです。例えば、最初に日付が動き出したのが、前日の午後11時00分で、完全に日付が切り替わり終えたのが翌日午前3時00分の場合は、この時計の操作禁止の時間帯は午後11時00分〜15時00分になります。
操作禁止の時間帯に無理に針を動かすと故障の原因になります。
この時間には時計の内部では日付を変更する用意をしているので、無理に針を動かすと時計に負担がかかっめしまうので、絶対に操作禁止時間帯には針を動かさないように注意しましょう!
注意② 時計の針の逆回しはしない!
時計の針の逆回しは意外と危険な行為で、下手をしたらそれだけでせっかくの時計が壊れてしまう可能性もありますので、要注意です!
ゼンマイの仕組み上、時計の針は逆回転するようにできていないので、無理に反対に力を加えるとゼンマイに無理な力がかかり、正確に作動しなくなってしまいます。
もし合わせたい時間よりも針を回し過ぎてしまった場合は、後ろに戻そうとするのではなく、面倒ですが必ずもう一周針を回すようにして調整しましょう!
時計の日付・時刻合わせ まとめ
それでは今回ご紹介した腕時計の日付と時刻の合わせ方について最後にまとめておきます。
- 午前・午後の確認
- 日付の調整
- 時刻の調整
日付や時刻を合わせることは、初めて腕時計を手にした人は、方法が分からなくて困ることもあるかと思いますので、今回の内容が少しでも参考になれば幸いです!
また時計の仕様によっては、今回解説した方法と違う可能性もございます。もし今回の方法で上手くいかなかった場合には、ご購入のショップに問い合わせてみてくださいね!
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