【腕時計の汚れ落とし②】ステンレスベルト・革ベルトの洗浄方法
腕時計は着けているだけで汚れが溜まっていきますが、ケースだけを掃除すれば良いわけではありません。
ブレスレットや革ストラップも常に肌に触れているものなので、汚れや皮脂が全体的に付着しており、これらを放っておくとサビや悪臭の原因になるので、ケース同様に定期的な掃除が必要になります。
もちろんブレスレットと革ストラップでは、セルフメンテナンスの方法が異なるので注意が必要です。
そこで今回は、腕時計のブレスレットと革ストラップの2パターンについて、それぞれ具体的なクリーニング方法について解説していきます。
必要な道具も100円ショップで入手できるものばかりですので、ぜひこの機会に揃えておきましょう。
ブレスレットのクリーニング方法
ブレスレットはコマごとに細かいパーツで構成されているので、隙間に皮脂や汗の汚れが入ってしまいますが、以下3つの道具があれば綺麗に汚れを取ることができます。
- 汚れをかき出すためのツマ楊枝
- 汚れを拭き取るためのティッシュペーパー
- 仕上げに柔らかい毛先の歯ブラシ
これらの道具は、ケース掃除に使ったものをそのまま使用できるので経済的です。
それでは、順番に解説していきます。
1.ツマ楊枝で汚れをかき出す
ケースで隙間や蓋の境目などの汚れをかき出したときと同様に、ツマ楊枝を使ってコマとコマの間の汚れを取っていきます。
隙間にツマ楊枝の先端が入らない場合は、カッターなどで先端をさらに尖らせることで入りにくい隙間にも対応させることができます。
カッターの刃や尖らせたツマ楊枝の取り扱いには気をつけましょう。
2.ティッシュペーパーを湿らせて汚れを拭き取る
少しだけ湿らせたティッシュペーパーを折りたたんで、ブレスレットの隙間に通していきます。
あまり湿らせすぎるとティッシュが破けてしまうのはもちろん、水分がサビの原因になってしまうので注意が必要です。
3.ティッシュをブレスレットに巻きつける
ティッシュをブレスレットに巻きつけたら、指の腹でコマを前後左右に小刻みに動かします。
あまり強い力をかけすぎてしまうと、バネ棒が変形してしまう可能性があるので注意しましょう。
適度な力加減でティッシュが破けないように、かつブレスレットの汚れをティッシュに移すように拭き取ることがポイントです。
4.ティッシュに汚れが移らなくなるまで反復
ブレスレットからティッシュに移った汚れは黒く見えます。
長い期間掃除をしていないと最初に見た時に驚くかもしれません。
そして、2.と3.の工程を場所を変えて繰り返し行うことで、黒ずんだ汚れが取れてきます。
黒ずみがティッシュで確認できなくなるまで繰り返せば、ブレスレットが綺麗になった証拠です。
5.頑固な汚れは歯ブラシを使う
ティッシュでも取りきれなかった汚れは、毛先を少しだけ湿らせた歯ブラシで磨くことで取ることができます。
汚れを取りきったら、ブレスレットについた湿気を取るため、乾いたタオルで拭くのを忘れずに。
歯ブラシはコマの真ん中の隙間などの掃除にピッタリですので、腕時計の掃除専用にひとつ持っておくことをおすすめします。
革ストラップのクリーニング方法
革ストラップは毎日使用しない方が長く使っていくために望ましく、ブレスレットに比べて消耗品ではありますが、正しいセルフケアをすることによって長持ちさせることができます。
そのため、革ストラップの場合は、着けたら乾いたタオルやマイクロファイバークロスなどで丁寧に拭いてあげた後に、乾燥させることが重要になります。
ブレスレットより手入れ方法が簡単な分、着用後に毎回クリーニングしてあげるのが良いでしょう。
それでは、革ストラップの掃除方法について解説していきます。
1.乾いたタオルで拭く
革ストラップはコマと違って、汗や汚れなどを吸い込んでしまいます。
そのため、着用後には乾いたタオルで水分を拭き取ってあげることが重要になります。
特に夏の時期は汗をかきやすいため、こまめに拭き取るか、そもそも革ストラップの使用をしないかで対応しましょう。
汚れがひどい場合には、水分を含ませたタオルで拭き取っても問題ありません。
2.風通しの良い日陰で乾燥させる
汚れを拭き取り終わったら、直射日光の当たらない安全な場所で裏側を上にして自然乾燥させます。
直射日光が当たってしまうと変色してしまうので注意が必要です。
またケース表面に傷がついてしまう恐れがあるので、柔らかいタオルなどを敷いてあげるとベストです。
3.汗が多い場合は、専用の消臭スプレーを使う
汗が気になる場合は革ストラップに市販のレザー消臭用スプレーをかけて、自然乾燥させることをおすすめします。
こうすることで、雑菌が繁殖して発生する臭いも抑えることができます。
また、臭いが発生してしまった場合は中性洗剤を含ませたぬるま湯に浸しておく、などの方法もありますが、熱湯を使用するのは革が縮んで元に戻らなくなってしまうので絶対にやめましょう。
まとめ
ここまで腕時計のブレスレットと革ストラップ、2つのクリーニング方法について解説してきました。以下が今回のまとめになります。
- ブレスレットとストラップでは、メンテナンス方法に違いがある
- どちらも特殊な道具は必要なく、100円ショップで揃うものばかり
- ブレスレットは隙間が多いのでツマ楊枝などの細いものでいかに汚れをかき出してあげるかがポイント
- 革ストラップは染み込んだ汚れをタオルでしっかり拭き取ってあげることがポイント
腕時計のケース同様に、しっかりと磨いてあげることで輝きや艶が長持ちし、高見えしますので、肌に触れる部分の掃除は念入りに行いましょう。
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