腕時計の「防水・非防水」を詳しく解説!「気圧防水」の意味とは?

 

腕時計本舗の編集長の前下です!

時計のプロに「腕時計の天敵は何?」と聞くと、おそらくほとんどの人が「水」と答えることでしょう。
時計に限らず機械類は水分が最大の弱点です。

機械が水に濡れるとそこからさびが発生し、正常な機能に障害が出て故障を起こし、場合によっては修理不能となることが多いからです!

腕時計は、他の機器類とは異なり腕にはめて日常生活に利用するという特性があるため、汗や雨など常に水濡れの危険にさらされています。それを防ぐために発展したのが防水加工なのです。

今回は、腕時計における防水性能の詳細について解説します。後半にはオススメのダイバーズウォッチもご紹介しておりますので、是非最後までご覧ください。

防水腕時計とは?

「腕時計を水から守る」つまり「防水加工された腕時計」は、携帯用時計が懐中時計から腕時計にとって変わり始めた19世紀終盤からの時計業界の課題でした。

腕時計の役割は「いつどこでも正確な時刻を知る」ということです。そのため、天敵である水からいかに腕時計を守るかが消費者の求める最大のニーズであり、時計メーカーはそのニーズに応える責務を背負っていたのです。その答えとして生み出されたのが防水腕時計です。

腕時計の防水性能について

防水性能とは時計に水圧がかかった場合に時計内への水の浸入を防ぐ性質を意味します。 一般の防水時計は規定のバール(bars = 圧力の単位。1バールは1気圧と同等の圧力)の基に一定時間試験されています。

ただ腕時計の防水性能にはその段階に応じて区分されており、「防水だから水に強い」と思うのは大きな間違いです。防水機能を過信し過ぎて故障させたというケースはよくあります。高価な時計を水によって故障するケースもよくみられます。そうしたユーザーの不注意によって時計内部に水が入り故障した場合はオーバーホールとなりメーカー保証の対象外となることがほとんどです。

防水加工の製品であっても、できるだけ水のある環境下に腕時計を置かない配慮をすることが何より大切であることを肝に銘じておきましょう!

腕時計の防水機能の種類

では、腕時計の防水機能にはどんなタイプがあるのでしょうか。現在販売されている腕時計の「防水機能」に関しては”非防水”と以下の3種類の”防水”に大きく4種類に分別されます。

  1. 日常生活防水(3気圧防水)
  2. 10気圧防水
  3. 20気圧防水

非防水時計

防水加工が全く施されていないものが「非防水時計」です。中古市場などで売買されているアンティークタイプの大半がこれにあたります。防水に関して何の表示もされていない時計はほとんどが「非防水」と判断してよいでしょう。

洗面時にかかる水滴はもちろん、雨や汗あるいは強い湿気や水蒸気に晒されるだけでも故障の原因となるので使用には十分注意が必要です。保管の際にはケースに入れて乾燥した場所に置いておく必要があります。高価な品は特に「水分は大敵」という認識のもとに取り扱いましょう。

日常生活防水(3気圧防水)

時計店で販売されている大半のごく普通の腕時計に施されているのが「日常生活防水加工」で、本体の裏側に「WATER REGISTANT」と表記されています。洗面時や降雨時にかかる水滴やちょっとした水濡れには問題がない程度の防水機能です。

また、「3ATM」や「3BAR」という表記は「30mの水圧に対応できる」という意味ですが、これはあくまでも防水機能の基準を示したもので、腕時計をはめたまま潜水が可能という意味ではないので注意しましょう。

10気圧防水

「10気圧防水」とは、すなわち100mの水圧に耐える性能を持つ腕時計のことで、この製品は「防水加工の腕時計」と呼称され、表記は「100M」「10ATM」「10BAR」となっています。

ただし、これも潜水性能をあらわす表記ではなく、日常生活防水よりもさらに過酷な条件下、例えば水がかかったり一時的に水に浸かったりしても大丈夫という程度の防水機能と考えておきましょう。

20気圧防水

20気圧に耐える性能を持った製品は「ダイバーズウオッチ」と呼称されます。海水浴やプールでの水泳時に使用することは問題がありません。ただし、高飛び込みなど急激に水圧がかかる場合などは避けるのが無難です。また温泉など高温のお湯に浸かると熱で機械油に悪影響を及ぼし故障の原因となるので、そのような環境下では使用しないようにしましょう。

防水腕時計の注意点

皆さん、腕時計の防水性能がいつまでも備わっていると思っていませんか? 防水性能は使用状況やアフターケアの方法次第で衰えていきます。リューズや裏蓋のパッキンゴムが傷んでいないかどうか、定期的に専門店で防水テストを受けることをおすすめいたします。

おすすめダイバーズウオッチ

ダイバーウォッチと表示されていても、実際にはダイビングには使用できない時計もあります。
ダイビングでご使用される場合はダイバーウォッチのISO規格というものがあり、この規格に合格したものを使用されることをお勧めします。

定期的に防水テストを受けることをオススメします!

シチズン プロマスター

シチズンの名は、「市民に親しまれるように」という願いを込めて名づけられました。そのシチズンから展開される、本格スポーツウオッチ「プロマスター」は、陸・海・空、あらゆるフィールドで最大のパフォーマンスを発揮するために誕生しました。それぞれに高い堅牢性、耐久性、機能性、操作性をもち、プロフェッショナルの使用に耐える機能の安全性と信頼性が、世界5カ国以上で高く評価され多くの愛用者を獲得しています。

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防水腕時計について まとめ

今回ご紹介のように、防水機能が付いている腕時計にも様々な種類がありました。ご自身の用途に合わせてご購入いただければと思いますが、文中でも解説しましたが、防水性能は使用状況やアフターケアの方法次第で衰えていきます。

ご自身の時計の防水機能がどのレベルかをあらかじめ認識し、ケアを怠ったり、無理をして水分に触れされてしまい、使えなくなってしまうことが無いように十分に注意しましょう!


それでは今回は以上です!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!

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