カシオ Gショック傑作機MR-G!「タフネス」と「高級」を両立したその魅力を専門店が徹底解説

 

Gショックには数々の人気シリーズがありますが、最高傑作シリーズと呼ばれる「MR-G」は多くのGショックユーザーにとってあこがれの存在

スマートでカリスマ的なそのフォルムを持つモデルが多いこともあり、特に大人の男性愛好家の支持を集めており、MR-G は、Gショックにとってもブランド性をより大きく向上させた立役者でもあります。

ここでは、MR-Gが登場してから、どのように進化してきたのかを具体的なモデルを挙げてチェックするとともに、人気のおすすめのモデルもご紹介していきましょう。

カシオ Gショックの最高傑作シリーズ・MR-Gとは?

まず、MR-Gとは、Gショックにとってどのようなシリーズであるのかを見ていきます。MR-Gは、いわばGショックの存在価値を一気に高めたシリーズ

樹脂素材がメインであったGショックを、ケースはもちろん外装を含めて洗練されたチタンで作り上げた腕時計であり、Gショックの高級路線としての位置づけであるとともに、それを裏付ける風格を備えることができるトップレベルの外装技術を施しています。

MRというネーミングも、Majesty(威厳)とReality(現実)のイニシャルを組み合わせた意味深なもの。実は、このネーミングはカシオにとっても非常に重いもので、Gショックの愛好家に、常に大人のための最高傑作を提供し続けようというカシオの決意の表れでもあるのです。

歴代モデルから見るMR-Gの進化の系譜

1996年発表
初代MRG-100-1

出典:カシオGショック公式

もともとカジュアルでラフな腕時計を志向したGショックだからこそ、この初代MR-G「MRG-100-1」の発売には囂々たる声も上がっていました。そもそも、Gショックには高級なモノは要らない、その声もある意味正しかったからです。

しかし、それでも、このモデルが登場に至ったのは、愛好家も知らないうちに心に眠っていた「高級腕時計」に対するニーズがあったからこそ。その証拠に、その思いをしっかりと映し出すように、スタイリッシュなシルバーのメタルが生み出されています。

そして、最大の特徴は、フルメタルでありながら耐衝撃構造を実現したこと。つまり、この初代MRGは、それまで誰もがなし得なかった構造上の闇を解き明かしたと言えるでしょう。

1997年発表
MRG-120T-1A

出典:カシオGショック公式

MR-Gがいよいよ本格的に高級路線へと走り出したのが、この「MRG-120T-1A」から。このモデルから、アナログモデルになっているのは、それを求めた愛好家を大きく意識しているからです。

パット見は、かなり凡庸なデザインですが、それもカシオがMR-Gの開発と進化に紆余曲折していく大きなきっかけになったもの。言ってみれば、現在のMR-Gのプロトタイプのような存在であったかもしれません。それと同時に、このモデルがなければ、その後のMR-Gは到底あり得なかったでしょう。

2004年発表
MRG-2100DJ-1AJF

出典:カシオGショック公式

そして、このモデル「MRG-2100DJ-1AJF」から、現在の機能性高いMR-Gの姿がじわじわと見えてきます。カシオの「タフソーラー機能」によるソーラー充電が可能になったのも、このモデルからなのです。

また、DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)と素材を外装に採用しているのも大きな特徴。これによって、長時間運用が可能になったMR-GにGショックらしい耐久性だけでなく、耐摩耗性・耐傷性を加えることになりました。

2006年発表
MRG-7100BJ-1AJF

出典:カシオGショック公式

現在のMR-Gが発揮する高級感と、廃れない美しさの根幹となるのが、チタン素材の二重硬化処理。このモデル「MRG-7100BJ-1AJF」は、MR-Gでそれを初めて進めたモノです。

多くの愛好家が、見た瞬間にとにかく虜になり、惹きつけられてしまうMR-Gの類まれな魅力は、このモデルから始まったもの。MR-Gの質感の本領発揮を表した記念的腕時計でもあるしょう。

2007年発表
MRG-7500BJ-1AJF

出典:カシオGショック公式

高級モデルとして、MR-Gがグローバル化を遂げたと言えるのが、このモデル「MRG-7500BJ-1AJF」。電波時計としての姿を見せたこのモデルは、MR-Gにとって新しい出発点ともなったのです。

前年に発表された「MRG-7100BJ-1AJF」と比べても、より洗練された感のある顔つき。それもそのはず、ワールドタイムなどの表示も可能となっており、プロフェッショナルに通用するツールへと進化を見せています。

2008年発表
MRG-8100B-1AJF

出典:カシオGショック公式

路線そして価格、名実ともに高級Gショックとして生まれたのが、このモデル「MRG-8100B-1AJF」。そして、発売当時は30万円という、同時にMR-Gのブランド性をより向上させたタイムツールでしょう。

このモデルには、もう1つ大きな特徴があり、それはパーツの細分化によって研磨処理をすることで、質感を高めた最初のMR-Gであるということ。当時は、5つのパーツの分解に過ぎませんでしたが、それは現在の目覚ましい進化の礎となっているのです。

また、電波時計として、「マルチバンド6」を搭載したのもこのモデルから。さらに、「ハイブリッドマウント構造」を有し、従来の「タフソーラー」だけでなく、「針自動補正機能」も併せ持つ、いわゆる「タフムーブメント」と愛好家にも呼ばれる腕時計でもあります。

2010年発表
MRG-7600D-1AJF

出典:カシオGショック公式

新しいモデルになるたびに、どんどんグローバル化が進むMR-G。このモデル「MRG-7600D-1AJF」は、ワールドタイム表示機も最大48都市とかなりスケールアップしています

その文字盤を見れば、アナデジモデルとして、視認性の向上をかなり重視したことは明白。バンドを含めた全体的な雰囲気も、クールさの中に明朗快活さが見え隠れするほどで、男女ともに身に着けられる腕時計に仕上がったのです。

2014年発表
MRG-G1000

出典:カシオGショック公式

いよいよ、GPS衛星による電波受信機能を搭載した「MRG-G1000」。進化していくたびに「MR-G」ロゴが文字盤で鮮明になっていくのが不思議であり、このモデルは多くの方がそれに気づきだしたモデルかもしれません。

「クラッドガード」と呼ばれる耐衝撃構造が採用されたのもこのモデル。これにより、よりアクティブさが向上しただけでなく、ツールとしてのファッショナブルなデザイン性の向上にも貢献しています。

2018年発表
MRG-B1000B

出典:カシオGショック公式

電波時計として、オンライン受信にも対応したのが、このモデル「MRG-B1000B」。Bluetoothによって、スマホ連携が可能となり、現代モデルらしい機能性を重要視して搭載しています。

今の世の中のユニセックスな流れもあり、よりコンパクトに仕上げることに成功したのもこのモデル。より新しい価値観をユーザーと共有できるにふさわしいMR-Gだったと言えるでしょう。

ちなみに、2019年には、ユーザーのニーズにさらに応える形で、シルバーメタルタイプも登場させて大いに話題を呼んだわけです。

出典:カシオGショック公式

2024年。ついにMR-Gに伝統のスクエアモデルが登場

スクエアモデルのMR-G 【MRG-B5000B-1JR】

出典:カシオGショック公式

MR-Gが初登場した時も大変な話題でしたが、この「MRG-B5000B-1JR」だって話題性の大きいモデル。何せ、ラウンドモデルでデビューしたGショックの最高傑作シリーズ「MR-G」に、Gショック伝統のフォルムであるスクエアモデルが登場したのですから。

ワールドタイムに電波受信対応という基本機能はもちろん、耐衝撃構造や20気圧防水性も備えている腕時計。タフソーラー機能による太陽光や室内光を活用した安定充電も可能で、ラウンドモデルと同じ機能にてスクエアへと乗り移ったような感覚を持っています。

そんなMR-Gシリーズにスクエアモデルが登場した意義は極めて大きく、それは、Gショックの最高傑作モデルに、カシオがGショックの原点へと融合させたという万感の思いが詰まっているのでしょう。

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定番をアップデート

また、スクエアモデルに見られる特徴として、MR-Gらしい定番的な造りをより質を高くしながら、確実にアップデートした部分にあるかもしれません。

具体的な部分を挙げれば、ケースが1つの塊ではなく、25ものパーツから構成されているということ。さらに、その細分性を生かして、それぞれのパーツを隅々まで研磨しており、より高い質の高い風格を実現したのです。

本来、Gショックオリジナルのスクエアモデルは樹脂素材であったことから、このパーツ細分化による研磨の概念が存在しておりませんでした。しかし、MR-Gのスクエアモデル登場によって、その質感を飛躍的に向上させたと言えるでしょう。

特別なケースの新構造と新素材

さらに、そのケースの質感を高めたのには大きな秘密があり、「マルチガードストラクチャー」という名の斬新な構造を採用していることにあります。

それだけではありません。「MRG-B5000B-1JR」はフルチタンモデルですが、ベゼルの上の部分は、純チタンの約4倍の硬度を誇るコバルトクロム合金「COBARION®」で作られているのです。

そして、バンド部分にも非常に頑丈でありながら加工しやすい素材「DAT55G」を採用し、ケース品胎や裏蓋などは「64チタン」で作成されており、腕時計のあらゆる部分にチタン新素材が活用されているでしょう。

今買うべきは「スクエア」か? 「ラウンド」か?

原点であり長年愛され続けている正統派スクエア

Gショックと聞くと、今ではラウンドの機能性の高いタイプが原点だと思われている方もいるようですが、実は、スクエアタイプに始まったのは意外に認識されていない部分

つまり、初代モデル「DW-5000C」がスクエアであったこともあり、それ以降、Gショックは様々な改良や進化を遂げて現在に至っているのです。

そういう意味では、Gショックの初代からのファンからすれば、スクエアは正統派らしい大変意義ある存在。時代に合わせてモデルチェンジしてきても、40年間変わってないスタイルに魅了され続けているでしょう。

最高峰ラインとしての地位を築いたラウンド

そして、Gショックの人気を不動にしたタイプと言えば、やはりラウンドビジュアルのモノ。特に、今回ご紹介しているMR-Gは耐久性の高い、壊れにくいメタルウォッチのコンセプトの下に開発されました。

特に、1996年に初登場したGショックのフルメタルタイプである、初代MR-G「MRG-100」は画期的なモデル。その後のデザインチェンジや素材の改良、そして外観の仕上げも洗練していったことで、MR-GはGショックの最高峰の傑作シリーズとして不動の存在となったのです。

このMR-Gの登場により、アクティブなスクエアだけでなく、ビジネスウォッチとしても活用できるラウンドも注目されることとなり、手に入れるべき幅が広がったと言えます。

最高傑作・MR-Gシリーズのおすすめモデル3選

おすすめモデル 1.MRG-B5000D-1JR

出典:カシオGショック公式

先に紹介した、MR-Gスクエアモデル「MRG-B5000B-1JR」の別バージョンである「MRG-B5000D-1JR」は、正反対の雰囲気を放つ煌びやかな佇まいを有するのです。

もちろん、このシルバーのメタリックは、見れば見るほど見入ってしまう美しさ。傷のつきにくい、チタンの質の高さによって発揮されるものであり、極上のファッションアイテムに相応しい風格になっています。

エレガントで多くの人を惹きつける腕時計を追求するのであれば、MR-Gのスクエアタイプの中でも、このモデルを絶対にセレクトしましょう。

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おすすめモデル 2.MRG-B1000D-1AJR

出典:カシオGショック公式

最高傑作シリーズMR-Gから、怪しげなダークなシルバーの魅力を持っているのが、この「MRG-B1000D-1AJR」。チタン素材の深層硬化処理後にチタンカーバイト処理も施されているのが魅力の秘密で、純粋な煌びやかさとは明らかに異なっています。

大きく見えて、比較的コンパクトなサイズ感を実現したツールですが、文字盤の視認性は極めて抜群。すべての時間情報がミニマルデザインにて表示されていることもあり、ブラックカラーを採用していながらもスムーズな情報確認ができるのです。

視認性を高めてくれる重要なアクセントは、文字盤のレッドカラーですが、よりハイライトな存在として目立つのが、文字盤に黄金色に光る「MR-G」のロゴ。これも、カシオのGショックとしての自信の表れでしょう。

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おすすめモデル 3.MRG-B2000B-1A1JR

出典:カシオ Gショック公式

そして、燦然と輝くMR-Gシリーズの中から、奥ゆかしくて、カッコいいモデルをご紹介しましょう。この「MRG-B2000B-1A1JR」というモデルは、一見地味に見えますが、数々の職人技術が取り入れられている優れモノです。

特に、インデックスなどには製造場所である山形カシオの洗練されたナノ技術が採用されており、腕時計というだけでなく、芸術作品然とした姿を確認することもできるでしょう。

全体的にブラックが基調ではあるものの、ちょっとした光の加減で暖かみを覚えることもあるそのイメージは、現代人に好まれる腕時計の姿を見事に体現したものかもしれません。

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まとめ:カシオ Gショック傑作機MR-G

MR-Gとは、Gショックが本来発揮している「タフネス」と新機軸である「高級」を見事に融合させた最高傑作。それは、Gショック発売以来の愛好家にもインスピレーションを与えるとともに、生みの親であるカシオにも新たな創造性を生み出しました

高級モデルですが、比較的手に入れやすい価格を実現していることもあり、現在ではモデルによっては購入するのが難しいモノも出てきています

MR-Gの発展こそが、今後のGショックの発展を大いに左右すると豪語する愛好家も少なくないことから、将来的にMR-Gがどのようにお洒落に進化していくのか、末永く見守っていく必要がありそうです。

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