グランドセイコーのロゴはなぜ変化した?グランドセイコーのロゴの違いについて解説します

 

精緻な技術と美しいデザインで知られるグランドセイコー。
日本を代表する高級時計ブランドであり、その歴史とともに、グランドセイコーのロゴも進化を遂げてきました。
その長い歴史の中で、なぜ、どのようにロゴが変わってきたのか?
今回の記事では、グランドセイコーのロゴの変遷について詳しく解説し、その背後にある理由やブランドの哲学について探っていきます。

グランドセイコーのロゴとは?

現在のグランドセイコーのロゴは?

現在のグランドセイコーは12時位置にGSのロゴに、Grand Seikoの文字が入っているものになっています。

出典:グランドセイコー公式

過去のグランドセイコーのロゴは?

以前のモデルではセイコーの内の1ブランドという立ち位置だったため、

12時位置には他のモデルと同様にSEIKOの文字。

6時位置にGSロゴとGrand Seikoという文字が入っている構成になっていました。

 

グランドセイコーのロゴの誕生秘話

1960年12月18日に誕生した「グランドセイコー」は、国産時計として初の“世界基準”を意識して開発されました。

当時の世界基準とはスイス腕時計であり、性能と品質の証明となる「精度」だけでなく、時刻が読みやすくて装着感に優れ、さらには所有する喜びを実感できる「デザイン」においても優れていました。

その為、グランドセイコーも実用性とエレガンスという両者の個性を融合を目指します。

現在も続くロゴマークのデザインは、服部時計店の本店と支店の合議制で決められた。

本店では意見が割れたが、大阪支店と名古屋の支店がドイツ文字を支持。その結果、現在のグランドセイコーが完成しました。

グランドセイコーのロゴはなぜ変化したのか?

元々はセイコーの高級腕時計ラインとして誕生しましたグランドセイコーですが、

2017年に独立ブランドとして再定義されました。

これに伴い、セイコーのロゴと区別するために、グランドセイコーのロゴが変更され、グランドセイコー自身のブランドアイデンティティを強調する目的がありました。

グランドセイコーのロゴはダサいのか?

 

 

 

 

 

 

グランドセイコーのロゴに関してSNSで調査したところ、上記のような投稿がいくつかありました。

グランドセイコーの腕時計のクオリティに対して信頼感はあるものの、元のセイコーロゴに愛着のある方など、現行のロゴに関しては賛否が分かれるようです。

まとめ:グランドセイコーのロゴはなぜ変化した?

今回はグランドセイコーのロゴに関して解説いたしました。

元々はセイコー内の1ブランドという扱いであったグランドセイコーでしたが

2017年の独立に合わせてロゴも変更も行われました。

古くからのファンからは賛否のある現行ロゴですが、結果的にはグランドセイコー自身のブランドアイデンティティを強調する為のロゴの変更でした。

二つのロゴが存在するグランドセイコー。その背景を知る事でブランドに対する理解もより深くなりますね。

 

 

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