30万円台で購入できるグランドセイコーの人気モデル!専門店が厳選

 

かつて高級腕時計と言えば、スイス製のモノが一択であった時代もあり、その当時は日本製のモノはまだまだ遅れを取っていたものでした。

しかし、そのような状況に大きな風穴を開けたのが、セイコーの「グランドセイコー」。国産高級腕時計の存在感を高めただけでなく、日本的な価値観を世界に認知させた貢献度の非常に高いシリーズなのです。

今回は、そんなグランドセイコーの歴史や魅力をお話ししながら、ビギナーユーザー向けに、30万円台で購入できる人気のおすすめモデルまでチェックしてまいりましょう。

グランドセイコーの歴史

グランドセイコーが誕生したのは、日本が高度経済成長期に差し掛かる頃の1960年。それまで、市場を席巻していたスイス高級腕腕時計に対峙すべく、優れた国産の機械式高級腕時計を世に出したいという思いから開発されました。

この1960年代は、従来精度が低いと認識されていた機械式腕時計に対し、セイコーがまさに絶え間ない努力を積み重ねてきた時代でもあります。そして、それはグランドセイコーの発展の歴史でもあるのです。

1969年、セイコーは世界発のクオーツ腕時計を発売するという画期的なことをやり遂げました。いよいよクオーツの時代が本格的に到来し、1980年代も後半になると、グランドセイコーにクオーツを搭載させ、名実ともに比類ないほどの高い精度を持ったモデルが生み出されています。

その後、セイコーは、ルーツである機械式と発展の支えとなったクオーツ式のメリットを組み合わせた、「スプリングドライブ」を開発。つまり、いずれの駆動方式を手放すことなく、第三の駆動方式を作り上げたことで、その名声をほしいままにしているのです。

実は、グランドセイコー、セイコーとは独立した1つのブランド。それは、セイコーの技術革新のたびに、その体現的ウォッチとして認識され、セイコーの永遠の誇りとなって現在に至っています。

グランドセイコーの評価

実際に購入された方の評価

今後、グランドセイコーを購入しようとする方にとって、すでに購入された方の意見は大変役に立つもの。ここでは、X(旧ツイッター)に投稿されている、購入者の声をチェックしてみましょう。まずは、このユーザーさんの投稿から、

新古品の購入というのは、実に賢いですね。新品よりも価格が一定程度安くなっており、それでいて品質は新品のモノに遜色ないという嬉しさは必然。お仕事での昇格のようですが、それだけに喜びも格別だったでしょう。

そして、以下のような投稿

この投稿内容、非常に意味深ですね。グランドセイコーは以前から興味があったけど、まさか自分のインスピレーションに合うものに出会えるなんて。。。そんな感動的なものだったのでしょうか。それとも、なかなか買うことができない人気のモデルだったのか、ご本人に聞いてみたいものです。

また、中には次のようなロマンチックな投稿も、

グランドセイコーを好きな女性に例えている、どこか情熱的なユーザー。「瓢箪から駒」とよく言いますが、奇跡が起きたかのような購入の流れであり、このようなユーザーに出会えてモデルもさぞ幸せなことでしょう。

最後に、グランドセイコーマニアと思われるユーザーの投稿

これは、明らかにグランドセイコーを集めている愛好家による投稿。グランドセイコーって本当に熱烈なユーザーが多いのですね。グランドセイコーは、日本の心意気あるサポーターに強く支えられているのでしょう。

腕時計専門店の評価

さて、ここからは腕時計専門店の立場からの評価。グランドセイコーはムーブメントから自社で一括生産をしており、これは「マニュファクチュール」と呼ばれます。

実は、マニュファクチュールとして製造を進めている時計ブランドは極めて少なく、それ故に希少価値を維持できるブランド戦略として採用されているのです。ロレックスなどと同じく、グランドセイコーはこの「マニュファクチュール」を貫き通していることも評価される要因と言えるでしょう。

グランドセイコーは、その高級感あるデザイン・精度の良いムーブメント・緻密なデザインから50・60代からの人気が高いですが、むしろ、一見若者には興味がないと思われているグランドセイコーを20・30代の方が着けている場合、その良さを知る50・60代の方から見れば、腕時計通であると一目置かれること間違いありません。

シンプルなデザインだからこそ、ビジネスシーンでの活用は一番おすすめ。ビジネスシーンでは、初対面の人の腕時計に注目する人も多いので、グランドセイコーはビジネスシーンでの使用に最適な腕時計の1つです。その場合、クオーツモデルを選ぶのがベストになります。

そして、グランドセイコーで後悔しないようにクオーツモデルを選ぶのであれば、9Fシリーズ搭載モデルが最高。基本的に、年差でも±5~10秒という驚異的に高い精度。質の高いキャリバーの型番「9F**」を内蔵していることから、シリーズ名の由来にもなっているのです。

本来、クオーツ式は軽量で薄い本体を実現した一方で、機械式のような力強い針の動きや、便利な機能を拡張するのに難がありました。しかし、この9Fシリーズは、パワフルな機構の動きも可能にするモーターが内蔵されおり、機械式タイプにも遜色のない風格を得ることにも成功しています。

チープなイメージのあったクオーツ式の腕時計に、高級感やお洒落なスタイルを加えたのがこの9Fシリーズ。グランドセイコーの9Fには、ビギナーユーザーにも後悔させない高い精度を背景にした、力強い機能性が備わっているのです。

また、9Fシリーズを選んでおけば後悔することがない大きな理由として、素晴らしいメンテナンス性の高さ。特に、9Fには機構内の保油性を向上させてくれる高気密構造をも有し、ホコリなどが侵入しにくくなる「スーパーシールドキャビン」が取り入れられていることも特筆すべき部分でしょう。

さらに、グランドセイコーを購入して後悔しにくい要素と言えば、価格に対するパフォーマンスの高さ。海外ブランドであれば、桁違いに高価になりがちなクオーツモデルでも、グランドセイコーでは非常に落ち着いた価格帯で購入することができます。

その大きな理由として、海外ブランドでは汎用キャリバー搭載も少なくない中、9Fで採用されているキャリバーは特別製造されていること。これにより、グランドセイコーのクオーツ式腕時計は、高級路線でありながら、あらゆる年代のユーザーに購入されやすいことも強みになっているのです。

30万円台で購入できるグランドセイコーの人気新品モデル

グランドセイコー SBGN013

さて、ここからは早速、グランドセイコーでも30万円台で購入できる、人気のおすすめモデルをご紹介しましょう。オーソドックスな風貌に、グローバルな活用も難なく進められる「SBGN013」は、GMT機能の搭載された現代的なモデルです。

そのGMT針と言えば、目も覚めるようなクッキリとしたレッド。これにより、ハイブリッドな時間運用もスムーズに行うことができ、さり気なくあしらわれたインデックスもあって、24時間運用もストレスなく実現できます。

9Fクオーツ搭載の、現代的なフォルムも光る精度の高いモデル。ブラックの文字盤も変なテカリもなく、スマートなイメージを保っており、若者のユーザーのためのグランドセイコーと呼べるかもしれません。

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  新品価格:¥352,000

グランドセイコー SBGP011

よりシンプルに、よりストイックに。このスローガンに最もふさわしいモデルと言えば、この「SBGP011」。なぜなら、時間運用に必要最低限なインデックスのみを追求し、視認性の発揮に力を注いでいるからです。

そして、お洒落なブラックの文字盤に輝くインデックスと針の眩さ。決して目立つことはなくとも、ビジネスでは常に輝き続けたいという熱い思いも感じられます。

装着するユーザーにも油断させないような風格。若々しい風貌ながら、ビジネスに妥協を許さない厳しさも見せ、ユーザーを成長させてくれるツールにもなっているでしょう。

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  新品価格:¥352,000

グランドセイコー SBGP013

出典: THE CLOCK HOUSE

次に、少しばかりネイビー帯びたブラックの文字盤を持つモデル「SBGP013」。上で紹介した「SBGP011」と似た雰囲気を持つモデルですが、全体的なイメージがより控えめになっています。

しかし、大きく違うのが、デイト表示の視認性。ブラックの中に唯一のホワイト窓を設定しており、視認性がさらに向上しているだけでなく、腕時計に対する着目度もアップさせているのです。

また、よく見ると微妙な立体感を放ち、見続けていても決して見飽きることのないビジュアル。全体的な輝きの中に、落ち着きを忘れることのない表情は、現代モデルとして今最も必要とされるものと言えるでしょう。

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  新品価格:¥352,000

グランドセイコー SBGP009

そして、グランドセイコーのキングオブ王道モデルと言えば、この「SBGP009」。シルバー基調の文字盤にて、光の加減によってそのイメージも大きく変化していく、見逃せないビジュアルに魅了される腕時計です。

ベゼルの細さがエレガントなカラーリングに一層マッチし、視認性の高さはもちろんのこと、貫禄のある表情も見せてくれ、一般的なクールなメンズモデルとは一線を画すシンプルなデザイン性も魅力的に映ります。

比較的暗めのフォーマルスーツと合わせれば、その輝きも一段と華やかに見えるのも、このモデルの奥深さ。身に着けるユーザー本人でさえ気付くことのない、隠れた表情を周囲に振り撒いてくれるでしょう。

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  新品価格:¥352,000

グランドセイコー SBGX351

出典: THE CLOCK HOUSE

上述の「SBGP009」の雰囲気に加え、より表情をハッキリさせた感じのモデル「SBGX351」。その理由はやはり、濃いブルーの秒針の存在感にあって、より知的に、より説得力を備えてユーザーを見つめてくれます。

ケースサイズも40mmに満たないほどの、大変コンパクトなメンズモデル。さらに非常に薄型のボディに仕上げており、今どきのボリュームを好まないメンズのために開発されたデザイン性と言っても過言ではありません。

自己主張のない、そして身の丈に合った謙虚な個性。しかし、言いたいことは明確に伝えることができる率直さも持ち合わせており、このバランスの良さは端正なビジュアルの中に大いに現れているでしょう。

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  新品価格:¥319,000

30万円台で購入できるグランドセイコーの人気中古モデル

グランドセイコー SBGN009

出典:QUERI

さあ、ここからは、30万円台で購入できるグランドセイコーの中古モデルをチェックします。ワンランク上のグランドセイコーをお求めならば、この「SBGN009」を考慮してみるのも良いでしょう。

特徴的なのは、ネイビーのダークな文字盤には、少し傾けるとフロートしてくる水晶のようなデザイン。これは、クオーツウォッチとしての象徴と呼べるもので、幻想的な自らの姿を映し出す原動力となっています。

また、ゴールドに輝く、グランドセイコーのロゴとGMT針。他人に本音を一切明かさないような正体不明のビジュアル性は、エレガントなモノの多いグランドセイコーの中でも異質と呼べるタイプです。

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  新品価格:¥368,000

グランドセイコー SBGM003

出典:CLOSER

さて、カリスマ的人気を誇るグランドセイコーをお望みであれば、このモデル「SBGM003」でキマリ。アンティーク調でありながら、腕時計全体のイメージが計器のようなメカニカルさもあり、力強い雰囲気を放つ腕時計です。

インデックスは大きめである一方、時間表示を文字盤の中心部寄りにコンパクトな形へと設定。これにより、文字盤に大きなスペースが確保され、その視認性の良さも桁違いのレベルに実現されています。

また、他のモデルでは長めであることも多いGMT針も比較的短め、それに加えて針のブルーが持つハイライト感も手伝い、より意味深な印象を構築。極めつけのレザーバンドも相まって、本物のアンティークアイテムになっているでしょう。

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  新品価格:¥371,800

グランドセイコー STGF079

出典:CLOSER

目に焼き付くようなギラギラ感を持たないのが、グランドセイコーのモデル。このモデル「STGF079」は、その本来の傾向と少し異なっています。ベゼル全体に埋め込まれたジュエリーが、まさにそれを大きく印象付けるものです。

もちろん、ピュアホワイトの文字盤も、崇高なほどにエレガント。しかし、それ以上にその絢爛さからは想像できないほど華奢な姿はレディース向けでありながら、決して女々しくない香りが、メンズのユーザーも魅了してしまうくらいのスマートさでしょう。

りゅうずの操作性も極めて高く、ここも一般的に機能性を喪失してしまうことも多いファッションウォッチとは大きな違い。セイコーがユーザーフレンドリーさを多面的に考慮したとも言える、最高のドレスウォッチでもあります。

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  新品価格:¥316,800

グランドセイコー SBGA301

出典:CLOSER

こちらも、アンティークなモデル「SBGA301」。スプリングドライブ搭載モデルであり、パワーリザーブ機能も文字盤に設定された荘厳なタイプのタイムツールです。

口数が少なく、男性的で、目的はキッチリと果たすようなマイトな風格。ケースサイズは40mm程度なのに、横幅の広がりに意外なビジュアル性を誇り、ズッシリとした感じを噛みしめながら優れた装着感も得られます。

インデックスや長短針は鏡面仕上げでも、複雑にカットされており、むやみに反射がなされない造り。黒光りを最低限に抑えることで、このモデルのお洒落さをグッと引き上げているでしょう。

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  新品価格:¥360,800

グランドセイコー STGF329

出典:CLOSER

そして、最後にご紹介する中古モデルが、この「STGF329」。シルバーの文字盤にジュエリーをそのままインデックスに設定した、グランドセイコーきってのレディースモデルとなります。

柔和で小ぶりなケースはもちろん、文字盤が時折クリーミーホワイトに変化したときの恍惚感も見事。腕時計なのに、本当に表情作っているかのような錯覚に陥り、それもまた、このモデルが披露してくれる面白みでしょう。

ジュエリーインデックスと文字盤は一体化せず、それがこのモデルが有する視認性の素晴らしさ。光を巧みにボディに取り込み、ユーザーへの利便性へと変えてしまうその周到さには、本当に驚くばかりです。

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  新品価格:¥305,800

グランドセイコーを安く手にする方法

購入ではなくレンタルする

グランドセイコーは購入するだけでなく、現在はレンタルしてみることも重要な選択肢として注目されています。これは、腕時計をいきなり購入することに少し躊躇するユーザーにとっては、非常に良い方法となるでしょう。

それというのも、腕時計のレンタルサービスは、腕時計を試しに使用してみることができるからです。そして、一定期間の使用後、もしそのモデルが気に入れば、そのまま購入することができるサービスもあります。

この腕時計のレンタルサービスは、購入希望者とモデルのミスマッチを最大限に減らしてくれることから、腕時計業界内でも大いに推奨されているサービスになっています。

もちろん、腕時計本舗のような腕時計専門サービスでもレンタルは可能。さまざまな人気モデルを多数取り揃えているので、グランドセイコーもお気に入りのモデルがスムーズに見つかるでしょう。

腕時計本舗のレンタルサービス

下取りサービスを利用して購入金額を抑える

また、グランドセイコーをお得に購入するのためのもう1つの良い方法。それが、適切な価格で下取りしてもらい、少しでも購入価格を安くすることです。

既に何らかの腕時計をお持ちの場合、そのモデルが現在どのくらいで売却できるのかと思ったことはありませんか?実は、腕時計は中古品であっても、かなりの市場価値を見出せるモノもあります。もし、価格重視でグランドセイコーのご購入をお考えであれば、ぜひとも下取りサービスをご利用ください。

現在は下取りや・買取を行ってくれるサービス体は非常に多く、日本国内のどこにお住まいでもスムーズに進められます。ただし、重要なのは、適切に下取りしてくれるサービスをよく吟味して利用することになります。

腕時計本舗のような腕時計専門サービスであれば、下取りサービスも専門家としての視点から確実に行うことができるので、実にスムーズ。ぜひお気軽にお問い合わせください。

腕時計本舗の下取りサービス

アンティークモデルを購入する

腕時計のビギナーユーザーから見ると、高級路線としてはリーズナブルなグランドセイコーでもかなり高額に感じてしまうことも事実。そうすれば、少しでもお得に購入できないものかと考えるのは自然な流れです。そのような場合には、アンティークモデルのグランドセイコーのご購入を検討されるのも良いでしょう。

アンティークモデルがなぜお得に購入できるモノが多いのかと言えば、その多くが、復刻品を除いて中古品であること。そして、開発された年代が古いこともあり、現行モデルよりも相対的に機能性が低いことが挙げられます。

それでも、アンティークなモデルは構造がしっかりしているモデルが多いことから、耐久性は非常に高く、長期保有には向いていると言えるでしょう。

その一方で、アンティークモデルの購入には注意すべき点もあり、メンテナンスが頻繁に必要になることや、防水性能に欠ける一面もあります。そのため、アンティークモデルを購入するには、購入後のアフターサービスを確実に行ってくれる業者を選ぶようにしてください。

まとめ:30万円台で購入できるグランドセイコーの人気モデル

ここまで、グランドセイコーの魅力に関する情報、そして、30万円台で購入できる人気の高いおすすめモデルまでご紹介しました。

グランドセイコーが誕生して、すでに60年以上が経過していますが、時代の変遷とともにレアなモデルも多くなっているような感じがあります。それは、グランドセイコーが放つ日本文化を体現した風格が、国内外のユーザーに好意的に受け入れられているからです。

ありふれているように見えて、実は他の高級モデルには見られない独特のテイスト。あらゆるユーザーに対して、分け隔てなく微笑みを与えることができるグランドセイコーは、それまでの高級モデルにはあり得なかった精神的要素を見事に備えています。


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