Gショックのフルメタルモデルはダサい?その真相を腕時計専門店が解説
アクティブ・ウォッチの代名詞として、世界中で愛されるカシオの「Gショック」。耐久性を重視した腕時計の先駆者と言うこともあり、かつては樹脂モデルがメインのライナップでありましたが、最近ではファッション性の高いフルメタルモデルも人気になっています。
しかし、一部ユーザーの声によれば、Gショックのフルメタルモデルは、少々「ダサい」というイメージを持つ方がおられるのも事実。フルメタルは、腕時計モデルの中でも風格が求められることから、愛好家からの目が厳しいのは仕方ないのかもしれません。
それでも、なぜGショックのフルメタルがそのように言われるのか、やはり白黒を付けたいところ。今回は、そんなGショックが「ダサい」と言われることに関するお話に加え、おすすめの人気モデルに関してもチェックしてまいりましょう。
Gショックのフルメタルモデルがダサいと言われる理由は?

子供用のブランドのイメージがある
さて、Gショックのフルメタルモデルが、なぜダサいと言われるのか。その背景には、そもそも価格帯が安いながらも高い耐久性を持っていることもあり、ユーザー層が学生などの若い世代が多いこともあるようです。
これにより、どうもGショックそのものに対する子供用ブランドの偏見的イメージが存在。また、フルメタル以外のモデルに多い鮮やかなカラーリングも子供っぽさを想像させるようで、このイメージが一部のユーザーの脳裏に焼き付いていると言えるでしょう。
しかしながら、Gショックのフルメタルはスマートで若々しい高級感が魅力。当のカシオ側もスーツに合わせることを推奨しており、フルメタルモデルはビジネスに没頭する大人にマッチするデザイン性であるため、大きな誤解となっています。
メタルモデルなのに高級感がない
それでも、そんなメタルモデルであるのに、どこか高級感がないと言われるのもGショックのフルメタル。上記でも述べた、Gショックの持つブランド的イメージや、実用的なデジタルやアナデジモデルを多く採用していることもあり、スマートな高級感にも満足できないユーザーもおられるようです。
しかし、Gショックの本来的魅力と言えば、実用性そのもの。過酷な環境でも耐久性を維持して活用できるだけでなく、一定の高級感を持ち、コストパフォーマンスの高いことが世界中のユーザーに受け入れられている部分でしょう。
確かに、高級感だけにこだわるとすれば、他の有名な高級ブランドのモデルと比較した場合には若干遜色はあるものの、実用性を兼ね備えたモデルとしてはとにかく抜群。
そのため、高級感そのものを重視するとすれば、いわゆる高級ブランドのモノを選ぶのが妥当。そして、耐久性を備えた実用性も追求するのであれば、Gショックのようなアクティブタイプがベストなのは言うまでもありません。
スーツに合わせにくい
さて、Gショックのフルメタルにもう1つ指摘されることと言えば、上記のようなアナデジモデルではスーツに合わせにくいという意見。
実際にシビアなビジネスの現場のユーザーを見てみると、極めて薄型のインテリジェントなアナログモデルが好まれる傾向にあり、Gショックのような厚みのあるフォルムのモノが敬遠されているのかもしれません。
ただ、現在はビジネスの現場と言っても、オフィスカジュアルにとどめてるところも多く、スーツ着用の縛りもない職場もあって、実際のところ、Gショックのフルメタルモデルは十分に合わせることが可能。一部のモデルを除き、厚みが13ミリ以下であることもあって、スーツの袖にもハマりやすく、ほとんどの職場にマッチしているのです。
存在感が強い
そして、Gショックの大きな特徴と言えば、ゴツゴツしたデザイン性やボタンなどが多く搭載されていることによる際立つ存在感。
この部分は、Gショックの強みでありながら、繊細なシンプルさを求めるユーザーにとっては、少しネガティブな印象が感じられるようです。
そういう意味では、腕時計にファッション的なエレガントさを追求することも多い女性ユーザーよりも、耐久性を兼ね備えた実用腕時計を追求する男性ユーザーには最適。どこかメカニカルで、強い個性を持つモデルを装着したい方に向いているかもしれません。
もちろん、アクティブな女性にもピッタリなのもGショックの良いところ。この場合には、フルメタルモデルを活用すれば、エレガントさも十分に発揮できることでしょう。
Gショックのフルメタルモデルがダサいは間違え?購入者の口コミ

さて、ここからは、実際にGショックのフルメタル購入された方の口コミを、いくつかご紹介いたします。まずはこちらの口コミから、
“定番のデザインながら非常に高級感があり、ずっしりしている。”
Gショックのフルメタルモデルは、Gショックの基本的なデザインを留めながら、メタル素材を贅沢に採用している腕時計。
Gショックの風格をよりスマートに変えてしまうフルメタルバージョンは、Gショックの可能性を大きく高めているのです。お次は、
“思い切ってゴールドにしてよかったです!”
ここではご紹介しておりませんが、Gショックのフルメタルモデルには、スマッシュなゴールドカラーも人気。
個性的なGショックを求めるのであればぜひおすすめです。そして、次のようなコメントもあります。
“スーツにも合わせやすい高級感のある時計でとても満足しています”
Gショックってカジュアルなイメージがある方も多いですが、フルメタルモデルはビジネス向けに専用に使いこなしても大丈夫。
身に着けるユーザーご自身も、風格の違いを実感できることでしょう。さらに、次のような意外なコメントも。
“手首の細い息子が使用するのに購入しました。男性でも使えるデザインなのでとても気に入っています。”
Gショックは男性が身に着けるものと思い込んでいる方も多いでしょうが、実はユニセックスなフルメタルモデルも人気。
筋肉質ではない男性ユーザーにむしろしっくり来るので、いざ装着してみると驚きを隠せない方も多いかもしれません。
様々な方によるコメントを見てみると、かなり好意的な内容が多い印象。Gショックのフルメタルは、多様な価値観を生み出してくれるのでしょう。
Gショックのフルメタルモデルがダサいは間違え?愛用する芸能人
木村拓哉さん
芸能界屈指のGショック愛好家としても知られるのが、元SMAPで俳優の木村拓哉さん。彼がシルバーフルメタルモデル「GMW-B5000D-1JF」を、2020年1月に放送されたドラマ「教場」に装着していたのは有名な話。このモデルは、本記事のおすすめモデルとしても、下の項にて紹介しています。
また、彼はプライベートではGショックのフルメタルを装着していることでも知られ、「GMW-B5000GD-9JF」というゴールドモデルを好んでいるのです。
ドラマではシルバー、プライベートではゴールドと、フルメタルを巧みに使い分け。個性にこだわる彼の姿がこの2つのモデルに詰まっていると言えるでしょう。
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有吉弘行さん
さて、上記の「GMW-B5000GD-9JF」に関しては、木村拓哉さん以外にも有名人ユーザーがいます。それは、元猿岩石の1人で、お笑いタレントの有吉弘行さん。
「有吉の壁」「有吉の夏休み」など、「有吉」がタイトルの冠に付いた、テレビの看板番組において、このモデルを装着してたことでも知られ、本来のカジュアルな雰囲気に重厚さを加味した使い方をしており、MCとしてのこだわりなのかもしれません。
BTSのRMさん
そして、木村拓哉さんも愛用するシルバーのフルメタルモデル「GMW-B5000D-1JF」は、海外の有名人にも愛用されています。
韓国の人気ユニット・BTSのメンバーである、RMさんもその1人。彼は数多くの有名ブランドウォッチを所有していることでも知られていますが、オフにおける普段使いとして、このシルバーモデルを頻繁に身に着けていることが確認されているのです。
里崎智也さん
そんな海外でも人気の「GMW-B5000D-1JF」は、アスリート出身の有名人も大人気。元プロ野球・千葉ロッテマリーンズにキャッチャーとして所属していた、里崎智也さんもこのモデルの愛用者です。
彼は、現在YouTube活動も精力的に行っていますが、YouTubeではこのモデルの装着率が極めて高いと言われ、華奢な男性から体格の良い男性まで、とても馴染みやすいことがわかるでしょう。
土田晃之さん
このシルバーフルメタル「GMW-B5000D-1JF」の愛用者は、芸能界にもまだまだ存在。お笑いタレント・土田晃之さんも外すことができません。
ロレック愛好家としても有名な彼ですが、実は様々な番組でこのモデルを装着。通常のGショックの樹脂モデルではなく、フルメタルを選んでいるというのが、ロレックス愛好家の彼らしさと言えるのではないでしょうか。
Gショックのフルメタルモデルがダサいは間違え?専門店のおすすめモデル
GMW-B5000D-1JF
ここからは、モデルのご紹介。目の覚めるようなステンレスボディが実に魅力的で、キズ1つない隙の無さと明確さを発揮しているのが、先ほど愛用する芸能人のところでもお話しした、このモデル「GMW-B5000D-1JF」です。
初代Gショックのデザインをそのままフルメタルにしたような、まさにGショックらしいビジネススタイルを体現したモデル。Gショックは高級感に欠けていると言われることが多かったようですが、このモデルにはそんな評価は一切通用しません。
白にも黒にも合わせられる、高いファッション的寛容性。そして、薄過ぎない程よい貫禄の良さは、華奢なメンズユーザーであっても風格をより高めてくれる効果を生み出してくれます。
世界6局のマルチバンドにも対応していることから、海外出張ユーザーにも強く支持されており、Gショックをより好きになってしまうことでしょう。
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GM-B2100SD-1AJF
Gショックの中でも、多様な輝きを放つフルメタルモデルをお求めの方であれば、この「GM-B2100SD-1AJF」がぜひおすすめ。光の加減によって、煌びやかになったり、虚ろ気になったりと、あたかも生きているのではないかと錯覚してしまうほどの風格でしょう。
このモデル、ベゼルやベルトにステンレス素材を採用していることから、万が一の衝撃にも安全。それでいて実用性を重視した設計を持ち、本来は大ぶりになりがちフォルムですが、高密度実装技術により細身のデザイン性を実現しています。
嬉しいのは、フルメタルでも20気圧防水性能という機能性の高さ。ビジネスユースだけではない、厳しい環境にもその延長上で活用できるこの腕時計は、仕事を愛するユーザーにまさに相応しいものです。
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GMW-B5000MB-1JF
ザ・Gショック的デザインを誇るのが、この「GMW-B5000MB-1JF」。フルメタルの中に、アクセントになっているシルバーカラーのベゼルは天面も再研磨が施されており、見事なインプレッションを見せつけております。
また、その面持ちと言えば、Gショックのオーソドックスなデザイン性をしっかりと確保しており、電波時計としても世界中で活用できることから、あらゆる環境にて長く使い続けることができるツールに仕上がっているでしょう。
さらに、フルメタルであっても、樹脂モデルのような気軽さを失っていないのが、このモデルの大きなメリット。20気圧防水性能を誇るだけでなく、タフソーラーによる充電も相まって、常に正確な時間を刻んでくれる強力な機能性を約束してくれるのです。
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GM-B2100BD-1AJF
さて、次に、フルブラックでフルメタルモデルをご紹介しましょう。このモデル「GM-B2100BD-1AJF」は、ブラックメタルにありがちな怪しい黒テカりもなく、ドッシリと構えたインテリジェントな印象が特徴のもの。
そして、やはり目を惹くのが、Gショックが生まれた1983年から、すっかりお馴染みのデザインとなっているこの「八角」フォルム。身に着けると、気が引き締まるような緊張感も携えており、そのクールさにはきっと病みつきになることでしょう。
このモデルの良いところは、ケースバックまでブラックに統一している部分。この一貫したカラーデザイン性が、このモデルに得も言われぬ説得力を与えており、ビジネス活用の際にも非常に良い作用を生み出してくれるのです。
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GMC-B2100D-1AJF
さて、最後に同じく八角フォルムで、ブラック文字盤にシルバーフルメタル。このモデル「GMC-B2100D-1AJF」は、無口なイメージを追求しながら、落ち着いたユーザーを非常に意識したアナログタイプの腕時計です。
Gショックらしい樹脂モデルのラフさも素晴らしいですが、このフルメタルバージョンは、やはりスマートな高級感が光っています。そう、まさに大人のためのエレガントなツールと言えるでしょう。
他のブランドのフルメタルモデルは、軟派イメージのモノも多いですが、それでも、Gショックのモデルはむしろ硬派に見えるのが不思議な部分。
もちろん、単なる外見的な硬派さの演出にとどまらず、20気圧の防水性能というタフさも持ち合わせており、ここにもプロフェッショナルな姿を確認できます。
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まとめ:Gショックのフルメタルモデルはダサい?
今回テーマの、Gショックのフルメタルモデルが「ダサい」という意見に対する検証。これは、やはり嘘であると言わざるを得ません。
むしろ、カジュアルやビジネスカジュアルのような環境においても、スマートな高級感を醸し出してくれる優れた感性。Gショックのフルメタルは、抜群の耐久性を持ちながら、お洒落な付加価値を実現しているのです。
もちろん、高級ブランドのガチなフルメタルも良いですが、多様な実用性を求める現代ユーザーの価値観からすると、少し時代錯誤なイメージであるのかもしれません。
そこに行けば、このGショックのフルメタルモデルは、時代にマッチしているというよりも、時代がGショックに合わせてくれる、そんな時を超えた個性が内に潜んでいるような気がします。
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