レグノとシチズンの違いは?販売店が徹底解説

 

世界の腕時計ブランドの中でも、強いカリスマ性を持った日本発のものと言えば、やはり「シチズン」。あらゆる価値観を受け入れてくれる懐の大きさもあって、日本人だけでなく、外国人ユーザーにも強い支持を受けているのです。

しかし、多くの腕時計ファンにも意外に知られていないのが、シチズンにもいろんなテーマを背負ったブランドが存在していること。その中の1つに、「レグノ」と呼ばれる人気ブランドモデルがあります。

シチズンがブランドで、シチズンのレグノもブランド?ユーザーによっては、この点がちょっと変に感じられるかもしれません。そこで今回は、そんなレグノとシチズンのとの関係について迫りながら、それぞれの違いや存在理由までチェックしていきましょう。

レグノとは?

まず、レグノというのは、大ブランド・シチズンの中にあるサブブランド。大枠であるシチズンのメンタリティを守りながら、独自のテーマ性をもった内部ブランドとして存在しているものの1つが、このレグノなのです。

そんなレグノ自体のメンタリティをワンフレーズで表現するとすれば、「手軽」という言葉がピッタリかもしれません。それは、販売価格帯が2万円未満のものから、高くても3万円程度のものであることはもちろん、見た目もシンプルなお洒落さで誰もが受け入れることができる親近感を持っていることが大きな理由でしょう。

また、「エコ・ドライブ」などの長時間運用が可能となる最新機能が搭載されているモデルも多く、リーズナブルであるのに、シチズンの抜群の機能性を実感できるのがレグノの素晴らしさでもあります。

一部で「チープシチズン」と表現されることもあるようですが、高級感もあり、装着感も抜群なレグノでは、この表現は明らかな誤解。むしろ、自分に無理をせず、誰もが高精度な腕時計を持つことができる、懐の極めて大きいシリーズであるに違いないのです。

シチズンとは?

シチズンは大正時代の1918年、元々は貴金属商として活動していた山崎亀吉氏によって創業された会社「尚工舎時計研究所」が始まり。シチズンが高いブランド性を維持して、今日まで発展できているのには、この貴金属由来の腕時計メーカーとしての姿があるからです。

戦前から紆余曲折を経ながらも、次々と独自の技術を開発し続け、ジュエリー・ファッション性と高技術性を融合させることに成功した、日本発の腕時計メーカーの代名詞として君臨しています。

1980年代までのシチズンは、どちらかと言うとにかく技術を革新していくことを目標にしてきた感がありますが、1987年に発表したチタン素材の「アテッサ」を発表してからは、高級腕時計としての一面も覗かせるようになったのです。

それでも、原点である貴金属的な腕時計の姿がグローバルに本領発揮され始めたと言える時期は、やはり2000年代に入ってから。

シチズン自慢の「エコ・ドライブ」も「エクリッセ」と呼ばれるモデルが発表されてからは、より型にハマらないデザイン性を誇るようになり、それが世界中の多くのユーザーの共感を得たと言えるでしょう。

つまり、シチズンは高級路線も、技術性も、そしてファッション性も、そのいずれもが一人歩きすることなく、常にバランスよく一体化して発展してきた稀有なブランドでもあります。

レグノとシチズンの違いは?

さて、これまでの流れを見て分かるのは、レグノとシチズンの関係において、シチズンという大元のブランドの下で、レグノという「セカンドブランド」が運営されているということです。

冒頭でも述べたように、シチズンにはレグノ以外にも有名なセカンドラインナップが存在しており、有名どころでは「ウィッカ」や「Q&Q」がそれに該当します。

レグノは比較的多くのユーザー、特に若い世代に購入されやすい価格帯を持っていることでも有名ですが、この消費行動の傾向を見るだけでもレグノの存在意義があると言えるでしょう。

なぜセカンドブランドを作るのか?

シチズンという誰もが認識している大きなブランドがあるのにもかかわらず、上記のようなセカンドブランドをあえて構築して転展開するというのは、いささか疑問に思われる方もいらっしゃるはず。

なぜなら、シチズンのブランドで販売すれば、より売れやすくなりますし、素人目から見れば、そのほうが自然なように感じるからです。しかし、ブランドが有名になればなるほど、陥るジレンマも大きくなっていくケースも実際もかなり多くあります。

例えば、高級路線のモデルしか販売していないブランドの場合、たとえ善意であっても、それまでに存在していなかった価格の安いモデルを販売すると、ユーザーからの信頼性を大きく損なってしまうこともあるのです。

ブランド腕時計は、質が良いのは言うまでもありませんが、そのことを裏付けする比較的高い価格帯であるからこそ、ブランド性が保たれている実態があります。

この部分は、シチズン自身も十分に理解していること。それゆえに、シチズンとは若干距離を置いたセカンドブランドが、必要になってくると言えるでしょう。

また、高価格帯のものだけを販売するとなると、マーケットに取り込めるユーザーの絶対数は事実上限りがあります。だからと言って、腕時計を所有してもいない比較的若い世代のユーザーを取り込めないことには、全体的な長期的販売戦略も無意味になってしまうのです。

そういう意味でも、セカンドブランドはブランド性を保ちながら、新たなユーザーの掘り起こしを達せられる有用なマーケティング・ツールでもあり、腕時計だけでなく、多くのジャンルのメーカーに採用されています。

まとめ:レグノとシチズンの違いは

ただ、このメイン・とセカンドのブランドを通して、メーカーとしてのシチズンが伝えたいことはただ1つ。それはまさに、あらゆる世代の方に、シチズンの腕時計を通して、腕時計の持つ面白みをより深く知って欲しいということです。

また、レグノに関しては、単なるシチズンの廉価版と認識している方もいらっしゃるようですが、基本的な機能性も高精度で、シチズン本体のブランドモデルに著しく劣っているということもありません。

実際に、レグノはシチズン本体の入り口の1つとしての姿も非常に大きく、レグノを切っ掛けにシチズンにハマっていったという話をよく耳にすることもあります。

ビギナー向けのセカンドブランドと見なされながらも、実際は長く使い続けることができる性能を持ったシリーズであるレグノ。一度身に着けられれば、その良さにきっと頷かれることでしょう。

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