40代 · オメガ · 腕時計ニュース · 2024.02.21

40代でオメガは恥ずかしい？世間の評判と着用する際のポイントを専門店が徹底解説

比較的落ち着いたユーザーによる活用が多いと言われる、腕時計ブランド「オメガ」。それは、オメガのモデルが放つ、控えめな優雅さが大きな要因でしょう。

しかし、ユーザーの年代により、それぞれオメガを身に着ける際に思うところがあるとされ、特に40代の場合、身に着けに難しさを感じることが多いという意見もあるのです。

そこで今回は、オメガと40代のユーザーとの関係を見ていきながら、身に着ける際のポイントや選び方、そしてオメガに見出すべき魅力はもちろん、40代のユーザー向けに具体的におすすめしたい人気モデルまで一気にチェックしていきましょう。

40代でオメガを着けるのは恥ずかしいのか？

まず、オメガに関するさまざまな調査に基づくと、オメガを身に着けることに対して、ユーザーとして恥ずかしさを持つ人は、0％という結果が得られているようです。

そういう意味においては、オメガの腕時計は40代ユーザーにとっても「ステータス」になっていると推測され、むしろ日常生活で自身を得ることかできるツールと認識されていることがわかります。

ただ、シンプルなエレガントさが基本デザインに多く採用されているオメガでは、派手過ぎる服装や、カジュアルすぎる身に着け方をしてしまうと、逆にチープに見えてしまうというケースもあるのです。また、ユーザーの手首に馴染まない、サイズ感を含めたモデル選びも非常に重要となるでしょう。

つまり、オメガの腕時計は高級腕時計として、身に着け方にこだわらなければならず、40代のユーザーになると、特にチープな印象が悪影響として現れることも多いことから、ここは注意すべき部分なのかもしれません。

40代でオメガを着用する際の注意点

服装とのマッチングを気をつける

次に、オメガを身に着ける際の具体的な注意点のチェック。すでに少し触れましたが、服装とのマッチングは絶対に疎かにしてはいけない部分です。

最近は、年齢にかかわらず、カジュアルで若作りなファッション傾向も好まれるようですが、オメガの腕時計との相性はあまり良くないかもしれません。これは、オメガに見られるフォーマルさも大きな要因であり、その風格を削がないための着こなしがやはり求められると言えるでしょう。

そのため、スーツなどのフォーマルファッションとのコーディネートが無難となり、40代のユーザーにとっても貫録をスムーズに維持することができるようになります。

スーツに合わせる場合は状態の良いスーツで

ただ、そんなスーツファッションにも注意が必要。やはり選ぶべきは、質感の高いスーツや、一般的なスーツであってもシワやシミのついていない状態のものに尽きるでしょう。

オメガは、機能性の高い高級腕時計であるとともに、満を持して身に着けたユーザーの印象に良くも悪くも影響を及ぼしてしまう、いわば諸刃の剣。普段着ることの多いスーツの手入れは、惜しみなく、徹底して行っていきたいものです。

そして、これはメンズに限ったことではなく、レディース向けのオメガを身に着ける女性のユーザーにも同じことが言えます。一般的に自分が普段意識しない部分は、他人からはよく観察されていることも多く、この点は意識改革をする必要があります。

自慢話は控える

人間は欲を持った動物。自分のステータスを周りにわざと言いふらすことや、あえて見せつけてしまうような方も中にはいらっしゃるかもしれません。

先ほどの諸刃の剣ではないですが、オメガという最高のツールを装着していると、自慢する行動をついやってしまいたくなる傾向にあり、実際にやった結果、周囲からの印象が一気に悪くなってしまうこともあります。

これは、オメガが、身に着けたユーザーの個性をそのまま周りに見せてしまうツールだから。周りに不快な思いをさせてしまっては、せっかくの高級腕時計も、本来使うべき方向性とは大きく離れてくるのではないでしょうか。

そのため、オメガを身に着けるにあたっては、周りに人間に腕時計だけでなく、自分自身の個性的な魅力も感じてもらうのがベスト。それこそが、オメガ自身もユーザーに対して望んでいる姿でしょうし、ユーザーも気品あふれる個性を意識できるようになるのです。

TPOに合わせた着用を心がける

また、オメガを身に着ける際には、身に着ける場面、つまりTPOにも気を使っていきたいもの。おすすめは、あまりアクティブな場面では使わず、比較的厳かなフォーマルな場面で身に着けることです。

実際のところ、オメガにも高い防水性を備えたモデルも多くありますが、動きが多く、カジュアルさが重視される場面では、オメガの印象がオープンになってしまい、少し気高い感じに映ることもあるでしょう。これは、ユーザー自身に悪気はないものの、TPOのミスマッチでどうしても起こってしまうことであり、コントロールしにくい部分でもあります。

そのため、オメガに最適な使い方というわけではないですが、やはりフォーマルなシーンで、目立たないような使い方を志向するとともに、オメガの持つ本当の良さを引き出してやるように心がけてください。

見せびらかす行動はNG

さらに、悪気がないと言えば、人間が持つ何気ない癖や習慣についても触れなければなりません。腕時計を身に着けている際も、人間にはさまざまな癖が出ますね。

例えば、腕時計をしきりに見ることや、腕を上げてそれを見せつける感じでついやってしまう行動など、本人にとっては習慣に過ぎないのに、知らぬ間に周りを不愉快にさせているパターンもあるでしょう。

このような行動も、実はオメガのモデルにはあまりふさわしくないもの。思い当たるふしのあるユーザーであれば、直ちに改めてみるべきです。

理想を言えば、オメガを身に着けることを通じて、自分自身もオメガにふさわしい行動を取れるようになること。高級腕時計が似合うユーザーというのは、極論から言うと、そういった行動が自然にできる方かもしれません。

40代の恥ずかしくないオメガの選び方

カラー

さて、40代のユーザーがオメガを身に着けるのであれば、カラーリングを意識して選んでいくようにしましょう。なぜなら、それこそが、オメガの腕時計をじっくり楽しむための大きな要素だからです。

もともと、オメガは落ち着いた場面での使用に向いた腕時計ブランド。だからこそ、ブラックやシルバーなどのシックな色合いを持つモデルを選ぶべきであり、自身の個性と周囲の認識を一致させながら上手に身に着けることも可能となるでしょう。

もちろん、オメガはシックなカラーが事実上多いこともあり、40代の落ち着いた個性に合わせて選びやすくはあるものの、カラーアレンジなどはモデルによってさまざま。そのため、カラー選びは、意外に奥深さを感じることができます。

デザイン

また、オメガは、デザイン性も洗練された素朴さが魅力。しかし、その裾野は広く、冒険的なものからコンサバなものまで、モデルによってイメージが大きく異なることでも知られています。しかし、今回は40代での選び方なので、やはりコンサバなシンプルタイプを選ぶのがおすすめ。

ただ、30代から40代に入りたてのメンズになると、それまでアクティブ志向だったのに、急な路線変更に戸惑われることもあるかもしれませんね。

それでも、オメガはもともと控えめな雰囲気が魅力であり、それだけでもタダならぬ存在感を発揮する腕時計。一度でも、オメガのシンプルなデザインを選んでしまうと、もう後戻りできないほどに、多くのユーザーはその魅力にのめり込んでしまうことでしょう。

サイズ感

そして、40代のユーザーの皆さんが、意外に疎かにするのが心地良いサイズ感。特にメンズになると、少しでも貫禄のあるものということで、モデルが少々大きめのサイズであったとしても、甘んじてきたことも珍しくないでしょう。

しかし、40代にオメガを身に着けるとなれば、お話はまったく別。オメガのモデルでも、大ぶりのモノや、意外にコンパクトなモデルなどさまざまなサイズのものが提供されており、手当たり次第に大きなモノを選んでしまうと、ゴツく見えたり、自分の個性に不釣り合いになったりもします。

これにより、自分の腕や手首のサイズにマッチしたモデルを選ぶというのは極めて重要となり、結果として、身に着けたユーザーの全体的な雰囲気にも大いに作用していくでしょう。やはり、決して侮ってはいけないのです。

清潔感

もう１つ、オメガを選ぶ上で注意すべきなのが、清潔感。でも、オメガの腕時計って、すべて清潔感のあるモノだよって言われそうですが、ここでの清潔感とは、オメガを「身に着けるため」の清潔感となります。

その最も大切なことと言えば、オメガのモデルに合った、そして周りの環境に配慮した服装を身に着けること。もちろん、ヘアスタイルや靴なども含めて、トータルで清潔感が得られるように心がけることです。

逆に言えば、オメガの腕時計というのは、すべてのユーザーに清潔感を強く意識させる崇高なタイプであるということができ、それを認識できたユーザーは、その後はより素晴らしい装着を志向できるようになるのでしょう。

40代のオメガの魅力

アクセサリーとしての価値

次に、オメガの魅力をもう一度再確認しましょう。オメガの腕時計は、機能性ももちろん優れたものですが、それと同時にお洒落なファッションにとても馴染むアクセサリー的な価値も極めて高いものがあります。

それは、時代の変化に合わせて、絶えず洗練され続けてきたデザイン性や、高い時間精度を提供するハイレベルな技術はもちろん、確実に時間をかけて、これらを実現させてきたオメガの長い歴史に対するユーザーの信頼感がそうさせているわけです。

それは、メンズユーザーのみならず、レディースユーザーにも認識できる普遍的な事実。長く使っていくほど、自分の個性に馴染んでいくことを実感できるユーザーもいるほどで、毎日身に着けるのを無意識に進める方も少なくありません。

共に過ごすことで刻まれる経験と深まる味わい

一般的に、質が高くて、耐久性にも優れた腕時計は、経年変化にも強く、それがヴィンテージ的な魅力へと変化していくこともあります。

その魅力は、単にアンティーク化していくことよりも、腕時計と一緒に大切なイベントや催しを過ごしたという経験を持つことで、腕時計に対する愛着や味わいそのものにあるでしょう。

オメガは、そのデザインもシンプルであるが故に、純粋な感情的価値をユーザーへと提供しやすく、ユーザーもそれを大きな宝物として認識しやすくなります。このようなフィーリングは、他のゴージャスなブランドではそう得られない稀有なものなのです。

自分らしいスタイルを表現する手段

さらに、オメガの魅力で多くのユーザーが感じるのは、自身のライフスタイルを軸にして選びやすいという感覚。すでに触れた、個性の代弁者となるオメガのモデルですので、自分らしいスタイルを自然に無意識に表現できるというわけです。

その直感的な表現ができることにより、周りの人間が得る印象は、適切に映ることもあれば、不適切に映ることもあります。ただ、何の飾り気も持たずに、腕時計の装着のみで自分を演出できるのは、タイムツールにしておくのは惜しいほどの破壊力かもしれません。

特に、普段からスタイリッシュなユーザーであれば、そのような素の自分を確実に印象づけられ、ビジネスでもプライベートでも大きなメリットとなって作用してくることでしょう。

40代のメンズが選ぶ「オメガ」以外の人気腕時計

スピードマスター

オメガを代表するシリーズと言えば、「スピードマスター」。何と言っても、アメリカのアポロ計画における月面着陸という世界初の偉業にも関った歴史を持つ、いわゆる名実ともに「ムーンウォッチ」と叫ばれるシリーズです。

そのため、機能性や実用性を徹底的に考慮されたモデルが多く、その影響力とシリーズとしてのカリスマ性により、ビジネスだけでなく、日常生活においても非常に高い活用需要を誇ります。

クロノグラフ機能はもちろん、タキメーターが搭載されているモデルが非常に多く、時間運用だけでなく、プロフェッショナルな計測機能が充実していることもスピードマスターの大きなセールスポイント。このメカニカルな機能の集大成的な姿に魅せられ、長らくモデルを求め続けるユーザーは非常に多いのです。

謎の多い、未知なる宇宙とこれからも大きく関わっていくであろう、このスピードマスターは、オメガにとってもその技術の進歩にとって象徴的なシリーズとも言えるでしょう。

【スピードマスターおすすめの人気モデル】

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シーマスター

ウォーター・アクティビティとの親和性が非常に高いシリーズと言えば、オメガの「シーマスター」。現在では、機能性とカジュアル性を融合させた、アクティブなファッションウォッチとしての地位を築き上げています。

また、オメガが開発した、独自のコーアクシャルムーブメントが搭載されているモデルが多いことも大きな特徴。それでいて、スポーツウォッチらしい強さを見せつけながらも、良い意味でデザイン的な統一性がないことから、選び甲斐のあるシリーズでもあるでしょう。

プロフェッショナル・ウォッチながら、ユニセックスなモデルが選べるところも、シーマスターが現代らしい価値観を放つ魅力的な部分。無印のモノから、「アクアテラ」などのお洒落なコレクションシリーズまで揃っており、プロフェッショナルユーザーだけでなく、多くファッションユーザーさえも魅了し続けているのです。

【シーマスターおすすめの人気モデル】

220.10.40.20.03.001	220.10.41.21.02.001	215.30.44.21.01.001

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コンステレーション

コンステレーションは、オメガのテーマ・シリーズの中でも、上品で柔和さがクローズアップされたタイプ。それ故に、他のシリーズのモノよりも、レディースに向いたモデルも多く、エレガントで寛容な大人っぽさが魅力的なところでしょう。

1952年に初めて登場した歴史あるシリーズでもあり、優雅なデザイン性はもちろん、精巧なムーブメントも魅力的な要素であり、多くの目の肥えた腕時計愛好家に愛されています。

ビジネスユースだけでなく、その延長上にてカジュアルにもすぐに変化させられるのも、コンステレーションが誇る幅の広さ。また、懐の深さも魅力的で、さまざまなファッションにもコーディネートできる汎用性の高さも見られるのです。

クラシックでありながらもそのモダンな外観は、多くの腕時計愛好家に対して、かけがえのない価値を届け続けており、今後の新しいモデルが最も期待されるシリーズの１つでもあります。

【コンステレーションおすすめの人気モデル】

131.33.41.21.06.001	123.10.38.21.10.001	131.33.41.21.03.001

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まとめ:40代でオメガは恥ずかしい？

40代でオメガを身に着けることは、決して恥ずかしくありません。ただ、今回ご理解いただけたと思うのが、オメガを身に着ける際に注意すべき点を意識しなければ、恥ずかしい印象で周りに映ってしまうということです。

人間も年齢を重ねていくと、円熟味は増すもので、人生観も若いころとは大きく変わっていきます。そして、年齢を重ねてきたのは、オメガの腕時計も同じこと。やはり、腕時計にふさわしい人間力も身に着けていくことは、ある意味ユーザーとしての嗜みであるとも言えます。

オメガの腕時計は、ユーザーに人間的成長を促してくれる存在。このことを意識することで、オメガのモデルを選び抜く眼力もいっそう養われていくことでしょう。