シチズン アテッサの歴代モデルの魅力に迫る

 

腕時計のメタルモデルと言えば、1980年代はステンレスが一般的だった時代。しかし、シチズンは、あえてチタン素材にこだわり、「アテッサ」というシリーズにてモデル展開を進めたのもその頃でした。

その結果、アテッサは現在まで長く愛されるシリーズへと成長しており、性別を問わず、あらゆるユーザーをその世界に惹き込み続けています。アテッサのこれまでの進化を見てみると、非常にユニークな印象が見受けられ、それは歴代モデルを見てみれば明らかなのです。

今回は、根強い人気を持つ、シチズンのアテッサの歴代モデルをご紹介するとともに、その進化の過程についても、じっくりと分析していくことにしましょう。

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【1980年代】シチズン アテッサ の歴代モデル

1987年 アテッサ

出典:シチズン公式サイト

チタンという素材を身近なものとして、世に示したのが「アテッサ」。その初代のモデルと言えば、チタンそのものを腕時計へと体現したタイプでした。

近未来的で、当時にはまだ一般的ではなかったシンプル過ぎるフォルム。時代を先取りしたとも言える、ある種の無機質さを持ったデザインは、非常にエポックメイキングなツールとして話題になったのです。

当時すでに普及していたデジタルウォッチとは異なる、腕時計らしくない雰囲気も新しいコンセプト。チタンとは、そのような新しい試みをスムーズに実現できる素材であったのでしょう。

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  発売当時新品価格:¥35,000〜85,000

1988年 アテッサ

出典:シチズン公式サイト

そして、次の年には、チタンをよりファッショナブルに仕上げたアテッサのモデルが登場。前年のモデルとは雰囲気が大きく異なり、華麗さが強調されたツールへと変化しています

もちろん、耐久性や耐腐食性も申し分なし。それまでのステンレスのメタルに慣れたユーザーは、このモデルを通して、そのチタンの機能性の素晴らしさに感嘆されたことでしょう。

チタンが素材としての良さだけでなく、ビジュアル性においても十分な存在感を示してくれることを証明したのが、この腕時計であったと言えるでしょう。

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  発売当時新品価格:¥35,000〜85,000

【1990年代】シチズン アテッサ の歴代モデル

1993年 アテッサ

出典:シチズン公式サイト

さて、1990年代に入ると、アテッサもメカニカルなツールとして、よりプロフェッショナルな進化を実現。腕時計というよりも、メカニカルなアイテムらしい姿がクローズアップされているでしょう。

もちろん、クロノグラフの搭載が、このモデルに重厚感を加えていることは明白。その風貌も、より洗練されたメタルの雰囲気がハイライトされた感もあり、錆びにくいチタンを有効活用することで、一定気圧の防水性まで備えるようになっています。

発売当時の1990年代のメタルモデルと耳にすると、カジュアルでアクティブなユーススタイルはそれほど一般的ではない時代。しかし、このアテッサのモデルは、スポーティな身に着けも可能にしたのです。

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  発売当時新品価格:¥48,000

1995年 アテッサ スポーツ エコ・ドライブ

出典:シチズン公式サイト

まだまだ、進化を続けていたシチズンのアテッサ。同じ1990年代のモデルであっても、この腕時計は、アンティーク感を醸し出しながら、落ち着きのあるツールへと成長しています

この時代に流行していた、ブラックを帯びたシルバーメタルの外観。今見返せば、大変懐かしい印象を受けるものの、ベゼルの回りを覆うゴールドが大変お洒落に収まっているでしょう。

実はこの腕時計、グローバルユースを想定した「エコ・ドライブ」搭載モデル。それはやはり、海外でも通用する、普遍的で謎めいたビジュアル性を誇りながら、その中身はしっかりと長期間にわたって時間運営をしてくれるという、力強いツールだったのです。

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  発売当時新品価格:¥50,000

1998年 アテッサ エコ・ドライブ

出典:シチズン公式サイト

そして、1998年には、より神秘的なモデルが登場。このモデルも、「エコ・ドライブ」搭載タイプであり、回転ベゼルを回すことで、面持ちが2変化するという心憎いデザイン性を持っています。

あたかも夜空を見上げているかのような、安らぎの感じられる文字盤。上のベゼルにもダークなブルーを採用していながらも、ミラーが蒸着しており、深みのある輝きを見せてくれるでしょう。

また、チタンにこだわってきたアテッサらしく、その煌びやかさをより磨き上げ、ベルト含めた全体の雰囲気の秀逸なこと。すべてが新感覚で埋め尽くされた、当時としては異質のアテッサだったかもしれません。

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  発売当時新品価格:¥48,000

【2000年代】シチズン アテッサ の歴代モデル

2002年 アテッサ エコ・ドライブ電波時計

出典:シチズン公式サイト

2000年代に入ると、これまでアテッサでフューチャーされてきた要素がすべてブラッシュアップされたモデルが登場するようになります。そして、アテッサの電波時計が登場したのも、この年代に入ってからのこと。

この2002年モデルは、国内電波受信を可能にしたタイプ。特に、二局受信が可能であったことから、その時間運用性の高さもあって、当時は非常に注目されたと言えるでしょう。

もちろん、オーソドックスな洒落たブラックの文字盤に、程よい艶のメタルのマッチングは、飽きの来ることのない見事なデザイン性。当時の電波時計という本来重々しい響きに対し、多くのユーザーはこのモデルを見て、意外な爽快さを感じたわけです。

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  発売当時新品価格:¥38,000

2005年 アテッサ エコ・ドライブ電波時計

出典:シチズン公式サイト

そして、2005年には、アテッサの電波時計タイプとしては、初のアナログ式クロノグラフ搭載モデルが登場しました。機能性が高く、時間情報を文字盤に巧みにアナログ表示化しています。

情報量は多いですが、視認性が極めて優秀。人間工学的なデザイン性に配慮しており、メーターのような機械的な顔つきも、非常にカッコよく、長く見つめても決して疲れることがないのは、ユーザーフレンドリーという概念が生まれ始めた時代の産物だからかもしれません。

ケースのフォルム自体は、従来的なものではありますが、先進的な機能をコンパクトなボディに組み込んだ、機動性にも富んだ腕時計なのです。

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  発売当時新品価格:¥94,500

2009年 アテッサ エコ・ドライブ電波時計

出典:シチズン公式サイト

さらに、2009年には電波時計として、グローバルな機能を発揮できるようになったモデルが発売。世界の4大エリア(日本・米国・欧州・中国)での電波通信が可能となり、海外での活用においても優れた時間運用が実現できるようなりました。

また、クロノグラフも「エコ・ドライブ」と連動したことで、不要な電力消費を削減。本格的なハイブリッドな腕時計として、いよいよ生まれ変わったというわけです。

文字盤のインデックスのビジュアル・バランスや、クロノグラフを含めた各種アナログ表示の配置も実にスマート。りゅうずを引いて、都市コードを変更するだけで、長短針と秒針もすぐに時間変更できる機能も、当時としては斬新だったでしょう。

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  発売当時新品価格:¥105,000〜136,500

【2010年代】シチズン アテッサ の歴代モデル

2010年 アテッサ 創立80周年記念モデル

出典:シチズン公式サイト

さて、2010年代に入りますと、アテッサにも記念モデルや限定モデルなどがでるようになります。そして、このブラックの落ち着いた雰囲気に覆われたモデルこそ、シチズン創立80周年を記念して5月28日の創立記念日に発売されたモデル。

もちろん、80周年ですので、シチズンのその他の名だたるシリーズにおいても記念モデルは発売されていますが、アテッサでは、やはりザ・チタンモデルと言うべき腕時計を登場させたのです。

無論、電波時計としての精度や、従来的な機能性の高さはそのままに、芸術的価値の高い腕時計へと仕上がっているのは嬉しいところ。そして、アテッサの原点的な無機質さを強く示していたのも、このモデルであったでしょう。

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  発売当時新品価格:¥136,500

2011年 アテッサ エコ・ドライブ電波時計

出典:シチズン公式サイト

次に、アテッサの25周年の限定モデルの1つとして発売された腕時計を見てみましょう。それは、暗い中にも、明るさを見出させる「光線」をモチーフとした腕時計です。

世界の4大エリア(日本/米国/欧州/中国)における電波受信機能も標準搭載されており、面持ちも凛々しく、グローバルに活躍できるに違いないスマートな風格が大きなポイントでしょう。

また、少しブラックの入ったシルバーメタルは、バンド部分のツートン感のあるカラーアレンジが特に巧み。一見凡庸に見えるデザイン性ですが、それをカバーして余りあるほどの潜在的な魅力が詰まっています。

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  発売当時新品価格:¥189,000

【2020年代】シチズン アテッサ の歴代モデル

AT8181-63W

 

そして、ここからは、近年の素晴らしいモデルもチェックしていきましょう。このダイレクトフライト対応モデル「AT8181-63W」は、アテッサのサブシリーズである「アクトライン(ACT Line)」に属する腕時計。

このアクトラインのコンセプトは、時代におけるダイナミックさ、つまり常に変化を伴うということ。いわばこのモデルは、従来のアテッサに時代の変化を附随させたもので、アテッサに鮮やかな一面を吹き込んでいるわけです。

それまで、どちらかと言えば、ビジネスにマッチしたシリーズであったアテッサ。しかし、アクトラインの登場によって、あらゆるライフスタイルにも活用できる風格と価値観が備わったと言えるでしょう。

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  新品価格:¥84,700

BY1001-66E

次に、このムーンフェーズ機能を搭載したモデル「BY1001-66E」も、大変お洒落な腕時計。ムーンフェーズとは、月齢を自動計算し、その月のビジュアルを文字盤に表示できる画期的な機能なのです。

そのビジュアルにより、腕時計の表情の変化を楽しむことができるというロマンチックな一面が魅力。これは、搭載されている「ルナプログラム」と呼ばれる技術によるもの。これもまた、従来的なアテッサにとって、まったく新しいチャレンジに違いありません。

チタンをより現代的に進化させた、独自素材・スーパーチタニウムを採用しているのも注目すべき部分。それは、ケースからバンドまですべてをカバーし、アクティブにも活用できるモデルでありながら、ファッショナブルな姿を思い切り見せてくれます。

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  新品価格:¥96,250

CC4055-14H

最後にご紹介するのが、アテッサの歴代モデルの中でも、異質な風格を持ったモデル「CC4055-14H」。ミステリアスなメタリック塗装がなされている文字盤は、このモデルが周囲へと放出する最大のオーラそのものかもしれません。

さらに、驚くべきことに、メタルにウレタン質のバンドを採用。このマッチングは、これまでのアテッサには見られなかった価値観であり、アテッサにおける新たな時代の到来を彷彿させるものです。

もちろん、文字盤をくり抜いた印象を抱かせる、クロノグラフ類との一体感も不思議なイメージ。サファイヤグラスの透明感もあり、唯一無二の腕時計として、世界のあらゆる場所でユーザーに寄り添ってくれることでしょう。

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  新品価格:¥220,000

まとめ:シチズン アテッサ の歴代モデル

いかがでしたでしょうか?アテッサは、登場した当初は、チタン素材であることを前面に出したキャラクターでしたが、その後、チタンの素材としての風格を生かしながら、実用的な機能を多く取り入れ、ユニークな進化を遂げたと言えるでしょう。

アテッサは、現代のモデルに近くなればなるほど、メカニックさが強調されていき、ファッション性の高いメンズモデルへと変わっている傾向。それでも、無骨な雰囲気が皆無で、静寂な男性的個性が目立つようになっています

特に近年は、メタル一筋と思われた中での、異次元の素材との組み合わせを持つモデルも存在。アテッサは、根幹たるメンタリティは変わらずとも、ディテールにおいて様々な挑戦をし続けているのです。

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