セイコー プロスペックス「ツナ缶」の販売店おすすめモデル10選!ツナ缶の由来もご紹介
見るからにスポーティ、これこそ耐久性に優れたセイコーのアウトドア・ウォッチ「プロスペックス」シリーズ。今やあらゆる野外アクティビティに向いており、特にダイビングに最適な腕時計として、多くのユーザーに認識されております。
そんなアウトドア派のユーザーに愛されるプロスペックスですが、「ツナ缶」というユニークな愛称を持つモデルがあることをご存じでしょうか。
食べ物としてのツナ缶は日本人にとっては非常に親しみのある存在。そのため、それと同じ名称が愛称として付けられている腕時計モデルがセイコーに存在していることは大変興味深いものです。
今回は、セイコーのプロスペックスのモデルのうち、「ツナ缶」と呼ばれるタイプについて深掘りするとともに、特におすすめの人気モデルをチェックしてみましょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の由来は?
まず、なぜセイコーのプロスペックスに「ツナ缶」と呼ばれるモデルがあるのかという点。実は、プロスペックのモデルの中には、特に高潜水性を考慮して設計されたタイプがあり、機能性発揮のために本体表面上には外胴プロテクターが取り付けられています。
そして、そのプロテクターのギザギザとした造形が「ツナ缶」に非常に似ていることが愛称の由来。愛称が生まれた海外では元々「ツナ」というネーミングだったのですが、日本ではより日本語っぽい「ツナ缶」という呼び名が定着したというわけです。
実は、このプロスペックスの「ツナ缶」以外にも、ユーザー経由で腕時計に愛称が付けられるパターンは少なくなく、他にも様々な愛称を持つものが存在しています。
例えば、同じセイコーでも「6159-10」という有名なダイバーズウォッチモデルは、冒険家の故・植村直己氏が活用した経緯があることから「植村ダイバー」という愛称でも知られるでしょう。
また、アンティークな愛称ウォッチとして人気の高いのが、ロレックスのGMTマスターに名付けられた「ペプシ」。スポーツウォッチには必須のスケールベゼルに、ペプシカラーが施されたことからこの名が付いているのです。
このような愛称が生まれることは、腕時計メーカーにとっても誇らしいだけでなく、その腕時計がユーザーに長く愛され続けるための重要なファクターなのかもしれません。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の魅力
圧倒的なビジュアル
さて、セイコーのプロスペックスの「ツナ缶」モデルの魅力を語る上で、絶対に見逃せないのが、息をのむような迫力のある外観。
特に「ツナ缶」モデルは、ケースサイズが非常に広いこともあり、貫禄のある表情を常に見せ続けてくれるのが特徴で、身に着けるたびにズッシリ感を覚えることもあるでしょう。
もちろん、正面からだけでなく、様々な角度から見ても圧倒的な重厚さが感じられ、アウトドア専用と言わんばかりの風格を持ったビジュアルを誇っています。
高い機能性
そして、プロスペックスの「ツナ缶」には、アウトドア・ウォッチのユーザーにとっては欠かせない、高い機能性が備わっており、その1つが、潜水時における防水機能。初期のモデルであっても、600mの防水性能が発揮されているタイプもあるのです。
現在のモデルを見てみても、クオーツ式の飽和潜水仕様タイプでも600mの防水性能。さらに、高性能なダイバーズウォッチに至っては、1000mもの防水性能を備えているタイプもあるでしょう。
つまり、「ツナ缶」のユニークなデザイン性は、単なるファッション性に即したものではなく、防水性能を高いレベルにて維持するために必須のモノであったと言えます。
プロユースの信頼性
また、各分野のプロフェッショナルが現場で使用していることも1つの魅力。なぜなら、すでに述べた防水機能性の高さについて、彼らが証明しているからです。
一般的に腕時計の信頼性の多くは、その実用性を確証するプロフェッショナルのお墨付きから来るもの。「ツナ缶」はまさに、数々のプロユースを実現させている優れた腕時計と言えるでしょう。
導入実績を見てみると、過酷な環境で活動する南極観測隊や、米国海軍、世界的な潜水企業としても有名なフランスのコメックスなどの外国のプロ集団はもちろん、日本国内では海上自衛隊にも確固たる実績を持っています。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル11選
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 1.SRPH77K1
新品価格:¥52,500
まずは、「ツナ缶」のイメージを忠実に再現した「SRPH77K1」。実際のツナ缶が持つアルミ質感がよく引き出されており、オーソドックスなメタリック・カラーリングによるモダンなイメージも光っています。
立体感を持たせた文字盤のデザインは、静かな浅瀬を思わせるような、ネイビー・グリーンのグラデーションもクール。包容力を感じさせながら、頼りがいもある厚みのある面持ちも特徴で、耐久性の高いダークネイビーのバンドもピッタリです。
海外モデルであり、「セーブ・ザ・オーシャン」という別名もついたツナ缶。海をリスペクトし、共存しながらアクティビティを楽しむというコンセプトを持った腕時計で、正真正銘の海好きはぜひお試しあれ。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 2.SNE543P1
新品価格:¥37,240
ダイバーズウォッチでありながら、オフロード的なサバイバル感に溢れる「SNE543P1」。先ほどご紹介した「SRPH77K1」と全く異なり、グリーンな印象が緑葉自然との一体感を得られやすい腕時計モデルでしょう。
一般的に「ツナ缶」は、20気圧もの高い防水性を備えているタイプもあるので、海での使用をメインに考えてしまいがち。しかし、実際のところ、山間部などでの活用にはとても適しており、急激な天候変化も多いキャンプやトレッキングなどにおすすめです。
ブラック文字盤なので、一見視認しにくいかと思いきや、ライトなイエローを巧みにアレンジした時間表示が目にも優しく、屋外での使用にも疲れを感じにくいデザインとなっています。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 3.SBDX027
新品価格:¥440,000
アニメ「機動戦士ガンダム」の40周年記念コラボモデル「SBDX027」。初期のシリーズから根強い人気を誇る量産型「ザクⅡ」をモチーフにしたマニア垂涎のダイバーズウォッチです。
ガンダムファンであればモスグリーンのカラーリングの由来は言わずと知れず、このカラーこそが実際にミリタリーのシンボルでもあることから、軍用アイテムの愛好家にもきっと喜んでいただけるアイテムとなっています。
文字盤にもザクⅡの特徴が細かに取り入れられているだけでなく、ベルトにはジオン軍のシンボルマークも入っており、ガンダムファンでなくとも感情移入するに十分なほどに、コレクション性も非常に高いレアな腕時計と言えるでしょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 4.SBBN042
新品価格:¥330,000
男性的なクールさにロマンチックさを取り入れた、異色のダイバーズウォッチ「SBBN042」。「ヴァイオレット・オーシャン」という異名を持ち、黄昏の限られた時間帯にしか見られない海の様子をモチーフにしております。
それだけに、ロマンチックさの中に「儚さ」が見え隠れするのは必然的。ブラックとヴァイオレットなゴールドの組み合わせが、あたかも恋人同士の相互作用を彷彿しているようにも見えるから不思議です。
もちろん、強みはファッション性だけではありません。本来的な機能性は抜群。プロフェッショナルなダイバー業務にも適しており、深海でのハードな任務にもきっと役に立ってくれることでしょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 5.SBDX038
新品価格:¥495,000
セイコーのダイバーズウォッチの中でも、プロ専用に特化したシリーズ「マリーンマスター」。この「SBDX038」は、さらに「マリーンマスター・プロフェッショナル」としてパワーアップしたモデルの1つです。
高級機械式腕時計専門工場として著名な「雫石高級時計工房」で製造された、ダイバーズウォッチ用に特化したムーブメント「8L35」を採用。本格的で、危険が伴う潜水作業中であっても高精度運用が維持できるので、適格な時間認識ができます。
また、煌びやかでクッキリとしたゴールドのフレームのビジュアルと、潜水作業でも認識ミスの発生しにくい文字盤の表示設定もあって、水中であっても作業時のエクスペリエンスを損なわない仕様となっているでしょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 6.SBBN025
新品価格:¥193,600
前項の「SBDX038」と同じ、セイコーの「マリーンマスター・プロフェッショナル」の1つである「SBBN025」。スポーティながらも重厚さを保った雰囲気ですが、やはり深海潜水時の防水機能を備えた一級品アイテムです。
女性的な印象も見せた「SBDX038」と比較すると、作業現場だけでなく、落ち着きが求められるビジネスの場でも映えやすい堂々たる外観。スーツやジャケットに合わせても絶対に失敗しない、そんなファッション・オールマイティさも発揮してくれるツールへと仕上がっています。
それでも、針を含めた、薄い緑色を散りばめた文字盤内表示は、この世の自然を十分に意識したもの。自然のありがたみを感じながら、この腕時計を使ってみましょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 7.SBBN051
新品価格:¥297,000
セイコーのダイバーズウォッチで、1000mもの深海飽和潜水に耐えられるモデル「クオーツダイバーズ」が初めて発表されたのが1986年。この「SBBN051」は、その35周年のアニバーサリーとして登場した限定モデルです。
全体的にブラックで覆われた腕時計ながら、ディテールに複数のカラーを組み合わせていることから、クールな中にも爽やかさが印象的。この工夫も、条件の悪い中での潜水ミッションに挑むダイバーのエクスペリエンスとセキュリティを考慮しているのでしょう。
地上で見ても、水中で見ても、時間確認のしやすさが変わらないこともこのモデルの大きなメリット。時代を超えて、よりダイバーにフレンドリーな潜水専用腕時計として生まれ変わりました。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 8.SBBN049
新品価格:¥203,500
さて、次に、ダイバーズウォッチとしては大変珍しい、メタリックのバンドを採用しているモデル「SBBN049」。今回、いくつかすでにご紹介した「マリーンマスター・プロフェッショナル」のラインナップの1つとなっています。
しかし、他の同ラインアップモデルと大きく異なっているのが、ダイバーズウォッチにはあまり見られない精悍さ。見ようによっては、ダイバーズウォッチらしくない印象を受けるのも特別感があるかもしれません。
1000m用の飽和潜水仕様ではないものの、アクティビティとしてのハード・ダイビングには持ってこいのタイプ。水中での使用時には、透き通るような白っぽい姿を見せることもあり、意外なビジュアル性を備えたダイバーズウォッチなのです。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 9.SBBN040
新品価格:¥264,000
セイコーのダイバーズウォッチには限定版のモノも多いですが、その中でもおすすめは復刻デザインタイプ。この「SBBN040」は、海外ユーザーからの超人気の「クオーツ外胴プロフェッショナル」の復刻版で、1978年に製造されたバージョンを再現したものです。
1978年にちなみ、販売限定数も1978本と大変レアなアイテム。ピュアゴールドのカラーリングは、フレームはもちろん、裏のカバーにも採用され、大き目のりゅうずを始めとする細部にも惜しみなく使われており、ゴージャスなイメージが強調されています。
ケースサイズも非常に広く、実際に身に着ければ迫力も満点。1000mの飽和潜水防水機能を備えているので、水中での実用性にも非の打ちどころがありません。もちろん、水から離れても、一味違うファッションアイテムとしても注目されることでしょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 10.SRPF83J1
新品価格:¥72,000
グリーン系のツートンカラーが心休まるモデル「SRPF83J1」。パット見は、ダイバーズウォッチにはアンバランスな色合いと感じるものの、モスグリーンのシリコンベルトが合わさった途端に一気に映えるのは素晴らしい部分です。
セイコーのプロスペックスは、「ツナ缶」モデルも含めて、ダイバーズウォッチでありながら、自然を象徴する様々なカラーリングを採用しているのが特色。そのため、この「SRPF83J1」は、清潔な水を生み出す森の緑をデザイン・モチーフとしているのが窺えます。
ダイビング愛好家の方は、山でのアクティビティを愛する人も多いはず。海と山の価値観を併せ持つようなこの腕時計は、そんなハイブリッドな自然コンセプトを敏感に感じ取ることができるユーザーの方に向いているでしょう。
セイコー プロスペックス「ツナ缶」の人気モデル 11.SBDN051
新品価格:¥44,000
これもダイバーズウォッチにはレアな、自然を超越したかのようなホワイトなモデル「SBDN051」。真っ白なシリコンベルトだけでなく、パステル調のルミブライトの効果も相まって、ツールそのものの存在感だけでなく、純粋さをも生み出しています。
その外観を見れば分かるように、雰囲気も実に中性的。国境・老若男女の垣根を取り払った腕時計としての風格はもちろん、すべての事物が調和できるという、そんな崇高な思いが詰まっているようです。
本来用途として、自然の中で思いっきり活用するのも良いですが、街へのお出かけにも存在を発揮してくれる優雅さも魅力。特にカジュアルな服装には最適と言えるでしょう。
まとめ:セイコー プロスペックス「ツナ缶」のおすすめモデル
これまで、プロスペックス「ツナ缶」の特色や魅力を含め、人気のモデルまでも詳しくお伝えしてきましたが、少なくとも言えるのは、高品質で高精度だからこその「ツナ缶」であるということ。
改めて思うのが、食べ物としての「ツナ缶」も、実は人間が想像する以上に長期保存が可能な先進的アイテム。そういう意味では、高品質のダイバーウォッチに与えられた「ツナ缶」という愛称は、運命的に付けられるべくして付けられたのかもしれません。
また、現在では、プロスペックスの「ツナ缶」が生まれたからこそ、ダイバーズウォッチが高精度化し、その後、多様な製品が生まれたと語るユーザーもいるほど。今後も、「ツナ缶」が様々な面において伝説を作っていくことを期待するばかりです。
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