オメガシーマスターを着ける男性はダサくて古臭い?時計屋が評判やイメージを実際に調査!
オメガの時計の歴史で最も古いモデルがシーマスターです。シーマスター(Seamaster)という名前の通り、海での使用を主な目的とした腕時計で、ダイバーズウォッチなどと呼ばれています。
シーマスターの魅力は防水性、耐水性だけではなく、デザインにおいても様々なラインナップがあり、使い手にとっての選択肢がある点です。同じモデルでも周りと差別化できます。有名人が愛用している理由の1つです。
シーマスターは合わせる服も選ばず、スーツはもちろんのこと、カジュアルな服装にも合わせられるので世界中の人々に今も愛用され続けています。
一方で、そのデザインが「古臭い」「ダサい」などという評判を耳にしたこともあり、購入を躊躇されている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、オメガシーマスターは本当にダサくて古臭いのか、腕時計本舗が評判やイメージを調査し、皆さんに自信を持っておすすめできるかどうかご紹介していきたいと思います。
あわせて読みたい
シーマスターの誕生、実用性から海軍も採用
シーマスターは防水時計のブランドであるマリーン(オメガがかつて販売していたモデル)を発展し、改修した後に1948年に発売されました。
発売された当初のシーマスターは、防水機能が今の様に優れたものではなく、日常生活における生活防水程度しかありませんでした。普通の腕時計と大差はありませんでしたが、1957年に発表されたシーマスター300では、防水機能が大幅に強化されました。
その高い防水性は世界的に見ても突出したものであり、イギリスの海軍が目をつけ、正式採用されることによって、シーマスターは世界でダイバーズウォッチとしての知名度を獲得したのです。
シーマスターはオメガで最も種類のある腕時計
出典:https://10keiya.com/products/146293?_pos=8&_sid=2905881fc&_ss=r
オメガの時計の中で有名なラインナップとして、コンステレーション、デ・ビル、シーマスター、スピードスターの4種類があります。この中で1番ラインナップが多いのがシーマスターになります。
ラインナップの多さから自身の用途に合わせた使い方が出来るのも魅力です。サイズや素材での選択肢が複数あり、多種多様なバリエーションがあります。値段を抑えたモデルなども数多く存在している一方で、限定モデルなど高級機種も数多く存在しています。
ファッションとしての用途や、名前の通りダイバー達が使う時計としてのモデルもあり、自身にあった時計を選ぶ事が可能です。また、シーマスターダイバーズ300Mなどの末尾に数字が書いているモデルは、水深300mまでは使用可能といった意味も含まれています。
基本的に腕時計は濡れてしまったら拭き取ってあげるのが理想ですが、各ブランド100m防水などのラインナップが多い中で、300mというのは非常に耐水性が強いことがわかります。
特徴的な太い針と視野性に優れたブロードアロー
出典:https://10keiya.com/products/150497?_pos=9&_sid=2905881fc&_ss=r
シーマスターはオメガ社の中で最も歴史が古く、数々の仕組みとアイディアが詰め込まれたモデルです。
元々、海で使う事を想定して作られて、ダイバーズ達に愛用されているダイバーズウォッチとしても有名です。海の中で、ダイバー達が気をつけなければいけない1つとして潜水時間があげられます。
潜水時間を常に確認し、安心して作業に集中するには、水中でもハッキリと時間を測る事の出来るものが必要不可欠でした。水中でも視野性を高める為に、シーマスターの時計の針は太い針を使い、確認しやすいように先端は矢印のような形をしたブロードアロー針を採用しました。
このブロードアロー針は特徴的なデザインをしていて、オメガのモデルの中でもひと際目を引く存在になっています。ほとんどのモデルに採用されており、シーマスターはオメガのモデルの中でも視野性を誇っています。
また、シースルーバックを採用しており、中の機構が見えるのも人気の理由のひとつとなっています。
ジェームス・ボンドの使用で一躍有名になったシーマスター
1995年、更にシーマスターを世界に浸透させた映画「007 ゴールデンアイ」です。ボンドは劇中でスパイ活動をする際に、オメガ シーマスターダイバーズウォッチ300Mを着用し、任務を遂行します。
劇中のボンドのシーマスターには沢山のギミックが加えられていて、爆弾の起動を起動するスイッチがあったり、オメガ シーマスターの時計を使うボンドの格好良さも相乗効果になり、ボンドウォッチなどと呼ばれ世界中にシーマスターが普及しました。
2015年には「007 スペクター」と合わせて発売されたのが、シーマスター300 スペクターです。
実際に映画内でボンドが使っている時計と同じであり、化粧箱にもダイヤル式ロックの仕掛けがしかけてあり、パスワードは「007」とファンにはたまらない演出で開封出来るようになっています。
限定品というだけあり値段も高く、2017年現在中古でも100万円以上の価格で取引されている希少なモデルになります。
耐久性と安心感が魅力のシーマスター
出典:https://www.omegawatches.jp/
実際にダイバーズウォッチという名前の通り防水性、堅牢性では世界中探してもこれ程のタフネスを持った時計はシーマスターくらいしかありません。
シーマスターの耐久性を示す有名な出来事の1つとして、アメリカの飛空艇が水没した時に水深45m海底の調査をして、船室の中で発見したシーマスターを持ち帰り、陸上に上がるとなにごとも無かったかの様に動き出したというエピソードがあります。
ボンドが映画で使っているシーマスタープロダイバーズ300mは、その名の通り水深300mでの状況下でも利用が可能で、シーマスターのモデルによっては水深1200mまでの水圧に耐えれる様に設計されているモデルまでもが存在します。
もちろん、こんな状況下で使う場面は一般の人にはないのですが、これだけの防水性と耐久性を持っている腕時計をつけている安心感があります。
オメガシーマスターの実際のイメージや評判
営業職であれば、オメガのシーマスターは最適な腕時計のひとつと言えます。実際に営業の人が何名かオメガのシーマスターを着けているのを見かけたこともあります。ケースが大きめなので、男らしさも印象付けられる一本です。
また、現行モデルや現行品が高くて手が届かない…という人は、オメガシーマスターのアンティークやヴィンテージを検討してみてはいかがでしょうか。中古品の取り扱いが多く、比較的安価で手に入るうえ、誕生日の年と同じモデルを購入するという人も多くおすすめです。
オメガシーマスターはスピードマスターと比較するとシンプルなデザインとなっていますので、オンオフ問わずに活躍する腕時計です。
こちらはレザージャケットにシーマスターを合わせたコーデになります。洗練されており、大人のかっこよさがうかがえます。このようにカジュアルなシーンでもマッチします。
OMEGAいいぞ
— Da (@DAISUKE_FJR) December 2, 2020
買った時の特典のボールペンを添えて#OMEGA#シーマスター pic.twitter.com/u4hzr0mvtT
オメガシーマスターのマスターコーアクシャルを購入された人の口コミです。非常に高級感が溢れており、シックな革ベルトとの組み合わせが素敵な腕元を演出してくれます。
実際に購入された人の声
★★★★★
ダイバーを欲しいと思ったきっかけは、セラミックベゼルの格好よさで、オメガに決めたのは、リニューアルしたデザインとコーアクシャルなムーブメントに惹かれたから。その気持ちを満足させられるほど、綺麗で完璧な時計だと思います。個人的にはサブマリーナより洗練されていると感じます。
★★★★★
高額なので購入も迷いましたが、仕事中など時計を見る度にモチベーションが上がります。とても良い買い物をできたと思います。
★★★★★
GMTマスター2が高騰しているため、手放して得た購入差額でこちらの時計を購入しました。もともと007のファンであり、スペクターでボンドが着用していたモデルとほぼ同じシーマスターが気になっていたため、非常に満足しています。着け心地もずっしりとしていて高級感があり、視認性も高いです。しかしながら高級時計独特の嫌味な雰囲気もなく、素晴らしい時計です。まあGMTマスター2もいい時計ですが、コーアクシャルと比較し、オーバーホール頻度と費用が高いことを踏まえるとシーマスターに軍配がくだりますね。
オメガシーマスターのおすすめモデル5選
オメガシーマスターのおすすめモデル1.220.10.40.20.06.001
さて、ここからは、オメガシーマスターのとびきりお洒落でおすすめのモデルをご紹介します。まずは、この「220.10.40.20.06.001」という腕時計から。
「レイルマスター」という派生モデルの1つで、オメガらしい、今どきの高級モデルにはない、素朴なエレガントさを見事に体現したアンティークタイプです。
もちろん、「究極」をそのブランドネーミングにそのまま設定しているオメガですので、精度の高さとファッション性が常に表裏一体。安らぎと温かみを感じさせる文字盤も、ユーザーを常に見守るかのような雰囲気を見せています。
新品価格:¥398,000
オメガシーマスターのおすすめモデル2.220.10.40.20.03.001
次に、シーマスターらしい都会的なクールさを見せてくれるのが、このモデル「220.10.40.20.03.001」。この腕時計もまた、「レイルマスター」の1つですが、少し影のある控えめな個性が光るツールです。
オメガのモデルの最大のハイライトと言えば、高精度を象徴するステンレスのケースが持つ高い完成度。このレイルマスターはその中でも、艶消しでギラギラ感の一切見られない、成金的な要素が排除された優れモノとなります。
ブルー系の文字盤は、時としてダークな威圧感を感じさせますが、このモデルは明るめネイビーなので視認性もよりスッキリ。あまり目立ちたくない皆さんであれば、最高の身だしなみアイテムとなってくれることでしょう。
新品価格:¥428,000
オメガシーマスターのおすすめモデル3.220.12.41.21.06.001
そして、オメガモデルには珍しい、中性的なモデル「220.12.41.21.06.001」はいかがでしょう。暗めのイメージは男性的と言って憚らないユーザーの方もおられますが、これはビジネスユースでは意外に男女ともに馴染んでしまうタイプなのです。
一見すると無機質にも見える文字盤のウッドデッキ模様。しかし、ネイビーとホワイトの巧みな配色によって、ダイナミックさを演出でき、まさにこのモデルの高いデザイン性は疑う余地はありません。
もちろん、「アクアテラ」のモデルらしく、10気圧防水性もしっかり備えており、アクティブユーザーには納得の部分。ラバー質のベルトなので、優れた装着感も評価が高いでしょう。
新品価格:¥635,860
オメガシーマスターのおすすめモデル4.210.32.42.20.03.001
そして、先述の「220.12.41.21.06.001」よりも、さらにアクティブな奴がこの「210.32.42.20.03.001」。波の模様に、ホワイトの図太いインデックスは、まさに海のアクティビティに特化して開発されたツールと言えます。
この外観で機械式という部分も、コアなメンズユーザーの心を大きくくすぐるところ。そして、何より、30気圧防水性というのがプロフェッショナルなタイプであり、ここもオメガっぽい隙のないイメージに大きくマッチするわけです。
回転ベゼル式の、典型的なダイビングウォッチらしい風貌ながら、そのケースサイズは意外にコンパクト。比較的細めの手首を持つ男性でもフィットしやすく、人間工学的にフレンドリーな一面も見せてくれるでしょう。
新品価格:¥713,250
オメガシーマスターのおすすめモデル5.210.22.42.20.01.001
最後にご紹介するのが、シーマスターシリーズの中でも「異端児」っぽい風格を放つモデル「210.22.42.20.01.001」。、ゴージャスさと、少しばかりアクの強さを発揮する、ドレスウォッチとしても遜色のない腕時計でしょう。
しかし、その本分は、やはりシーマスターとしての機能性の高さ。ブラックの文字盤に、ホワイトのインデックスがハイライト化し、視認性の良さはもちろん、ある種の壮麗さも感じさせるビジュアル性となっています。
文字盤とラバーベルトが完全に一貫した印象を持つのも、このモデルの意外に大きな特徴。やはり、ここにも腕時計という次元を超越し、極上のファッションアイテムとして仕上げられた開発者の意図が垣間見られるようです。
新品価格:¥903,900
オメガ シーマスターの魅力 まとめ
出典:https://10keiya.com/products/146290?_pos=30&_sid=3c3fcd676&_ss=r
外観の美しさと他社を圧倒する実用性の2つを備え持ったシーマスター。海での使用だけではなく、日常的使いももちろんできます。シーマスターは環境を選びません。シーマスターは、一生安心して使うことの出来る点も魅力です。
さらに、評判やイメージなども調査してみましたが、実際の声はデザインに関するマイナス面での声はなく、決して「ダサい」「古臭い」といった腕時計ではないことがおわかりいただけたかと思います。
オメガシーマスターを購入検討されていた人は、ぜひこの機会に素敵な一本を手に入れてみてはいかがでしょうか。
シーマスターの関連情報
▼シーマスターの腕時計一覧はコチラオメガの関連情報
▼オメガの腕時計一覧はコチラ
コメントを残す