セイコー アストロンの寿命は何年?「ソーラー時計に寿命があるの?」そんな悩みを専門店が解決
日本の腕時計ブランドメーカーとして、数々の商品だけでなく、伝説をも生み出してきた「セイコー」。特に、クオーツ式モデルに関しては、その優秀さが光っていると言えるでしょう。
そのセイコーのアナログ式のクオーツウォッチが、世界初として発売されたのが1969年。そして、その時の商品名が「クオーツ・アストロン」であり、セイコーの歴史を見る上で非常に重要なネーミングとなっています。
実は、2012年に新生「アストロン」が誕生し、ソーラー腕時計「セイコー・アストロン」として現代にマッチしたモデルを提供し続けているのをご存じでしょうか。
現在のセイコー・アストロンは、まさにオリジナルの「アストロン」の精神を継承するシリーズですが、これから購入を予定しているユーザーから見ると寿命やメンテナンスなどの実情が非常に気になるところ。
そこで、今回は、セイコー・アストロンについての基礎情報を含め、ソーラー腕時計の寿命も含めてお話していきましょう。
セイコー アストロンに寿命はあるの?
セイコー アストロンはどんな腕時計?
21世紀になって、満を持して登場した「セイコー・アストロン」。単純に流れだけ見てみると、セイコーのエポックメイキングな腕時計「クオーツ・アストロン」の復刻版のように思われる方もいるでしょう。
もちろん、オリジナルの「アストロン」が最初に担ったクオーツ魂を受け継いでいることには違いありませんが、大きく異なるのは、ソーラー式の著名な腕時計シリーズであるということ。つまり、「セイコー・アストロン」は、セイコーのクオーツとしてのあるべき姿に加え、現代腕時計としてあるべき姿を重ねて示した腕時計なのです。
また、「セイコー・アストロン」として生まれ変わったのには、もう1つ非常に重要な理由があるでしょう。それが、一度は止まりかけたクオーツの原点を永遠に留めるための役割を、「セイコー・アストロン」に持たせているということ。
そのため、現在のアストロンの先進的なモデルには、様々なコラボタイプも存在し、機能性やファッション性においてもオンリーワンな腕時計を志向しています。
セイコー アストロンに寿命はあるのか?
次に、セイコー・アストロンのようなソーラー式腕時計を見た場合、ソーラー式は太陽光や日常生活における街灯や室内灯にて蓄電されるという仕組みを持っていることから、寿命がないという認識を持つ方はかなり多いでしょう。
しかし、厳密に言えば、ソーラー式にも寿命が存在します。なぜなら、蓄電するために2次電池が使用されており、暦年使用によって消耗していくのが避けられないからです。
当サイト、腕時計本舗の中でも、セイコー・アストロンを中心とするソーラー式腕時計に対する商品説明では、「定期的な電池交換が不要」という表現を使っており、ユーザーがご購入される際にも、この点をよく理解していただけるように努めています。
セイコー アストロンの寿命は何年?
さて、一般的なソーラー式腕時計の2次電池に関し、具体的な寿命を見た場合、おおよそ10年ほどであると言われることがあります。そのため、セイコー・アストロンの電池の寿命についても、基本的にはそのくらいの年数であると認識すべきでしょう。
それでも、実際にセイコーの販売店などで購入されたユーザーの中には、スタッフから8年ほどの電池寿命を伝えられたという方もいるようで、トータルで見れば、8~10年ほどの電池寿命であると判断できます。
ただし、2次電池の運用効率性をアップさせることで、結果的に電池寿命をできるだけ伸ばすことができる工夫は十分に可能。例えば、未使用時にも、絶対にクローゼットや机の引き出しの中に保管しておかないということが前提で、あらゆる場所にて、蓄光できる状態に置いておくことが重要なのです。
セイコー アストロンの寿命が切れてしまったら?
買い替え
セイコー・アストロンのようなソーラー式タイプの腕時計にて、電池の寿命が来てしまった場合、一番おすすめなのがやはり買い替えをするということです。特に、新品への買い替えは最も一般的で無難なやり方。その背景には、仮に2次電池を交換しても蓄光効率が改善しない場合もあるということが挙げられます。
また、10年ほど長期使用すると、腕時計に対する好みだけでなく、時代に合ったデザイン性や機能性も大きく変化しているのが普通なので、事実上買い替えをする方は多いでしょう。
さらに、現在は、電池切れで動かなくなっても、中古腕時計として買い取りをしてもらう方法も取れることから、下取り価格にて好きな腕時計を購入することもできるわけです。
当サイト、腕時計本舗では、買い取りに関するご案内もしていますので、現在お持ちの腕時計をお買い取りし、新たにお好みの腕時計をお得に手に入れていただくこともできます。
電池交換(オーバーホール)
それでも、買い替えをする方が多い一方で、長年使い続けた腕時計だからこそ愛着が湧き、これからも使い続けていきたいというユーザーも少なくないはず。
その場合は、2次電池の交換はもちろん、その他の不具合のある箇所を詳細にメンテナンスすることでもう一度使えるようにする、いわゆる「オーバーホール」を進めるという選択肢もあります。
ただ、実際にユーザーがセイコーにメンテを依頼したところ、総費用が30,000円弱を費やしたという方もおられるようです。さらには、セイコー以外のメンテナンスサービスにて対応してもらった場合だと、税別で40,000円以上も徴収されたという情報もあるでしょう。
セイコー・アストロンは、高級腕時計のジャンルでありながらも、価格帯が非常に幅広いシリーズであるため、スペックや使用年数によっては、オーバーホール費用そのものが割高になるケースもあります。そのため、ご使用の腕時計に関して、あらかじめ情報収集をしておくようにしてください。
まとめ:セイコー アストロンの寿命は何年
ここまで、「セイコー・アストロン」についての基礎情報や、一般的な寿命に関してもお話を進めてきました。ソーラー腕時計としての寿命についても、非常に長いことを理解していただけたと同時に、2次電池によっても多少は左右されることも理解されたことと思います。
それでも、蓄光機能に用いる、2次電池の効率性は年々向上していることも大きな事実。そのため、セイコー・アストロンにおける電池寿命もさらに延びていく可能性もあるでしょう。
しかし、現在は一定期間使用して、異なるモデルに買い替えるほうが、長期的に腕時計をよりリーズナブルに持つことができるようになっています。
セイコー・アストロンのような先進的モデルは、機能だけでなく、エクスペリエンスに関しても毎年どんどん進化しますので、上手な持ち方を自分なりに模索していくことをおすすめします。
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