セイコーのGPSソーラーウォッチのアストロン5!8Xからの進化は?

 

SEIKOが2012年に世に送り出した世界初のGPSソーラーウォッチ「アストロン」

地球上のどこにいてもGPS衛星からの電波を受信して、緯度・経度・高度の情報を取得することで現在地を特定し、すばやくその場所の正確な時刻を表示する高機能ウォッチの代名詞的存在です。

2018年末から2019年にかけて、心臓部であるムーブメントを史上最高性能に進化させ5Xシリーズとしてリリースされました。

ファーストモデルのムーブメントはキャリバー7X、2014年にはキャリバー8X、そして最新シリーズにはキャリバー5X53を搭載してさらなる高機能モデルがラインナップ。つまり心臓部のムーブメントが第三世代となり、さらなる革新機能の性能アップが図られました。

さて、一体何がどう進化したのでしょうか?

8Xシリーズと比べて、5Xシリーズの機能アップを具体的に5つ、ご紹介しましょう。

セイコーアストロン5Xシリーズ 進化その1

8Xの約10倍以上も高速に!『高速タイムゾーン修正機能』

GPS衛星から電波を受信し現在地と時間を特定するためのパーツの全てを5X用に新開発。
衛星を探し出す能力が高まり、最短3秒で時刻情報を取得するほど進化しました。

その時刻情報を修正表示させる運針速度も、時・分・秒針それぞれ独立したモーターで駆動させることにより飛躍的に向上。

例えば東京都ニューヨークの時差14時間を修正する運針速度は8Xシリーズで34秒。
対して5Xなら3秒!まさに高速修正です。

また、日本のほぼ真上に長時間留まるよう工夫された準天頂衛星「みちびき」をはじめ2018年 10月以降、4機の衛星全てに対応。日本国内において、これまで以上に高い受信成功率となっています。

セイコーアストロン5Xシリーズ 進化その2

5Xシリーズに新搭載!『タイムトランスファー機能』

5Xシリーズには、8Xシリーズでは未対応だった「タイムトランスファー機能」が搭載されました。

2時位置と4時位置のボタンを同時長押しすることで、ホームタイム(例えば東京)
と、ローカルタイム(例えば海外旅行時のニューヨーク)を、瞬時に切り替えることが可能です。

セイコーアストロン5Xシリーズ 進化その3

8Xの約50%も低消費電力化。ケースサイズも世界最小級に。

気になる省電力化と小型化は、圧倒的に進化しています!
「8Xシリーズ」に対して、およそ半分の低消費電力化に成功。デビューモデルである「7Xシリーズ」から換算すると約1/4にまで省電力化に成功しています。

これに伴いソーラー充電システムやムーブメント自体を小型化。
5Xシリーズは、ケース径:42.9mm、厚さ:12.2mmの世界最小最薄級の
GPSソーラーウオッチとなりました。

セイコーアストロン5Xシリーズ 進化その4

自動時刻修正『スーパースマートセンサー』が新システムに!

セイコー独自の技術である「スマートセンサー(自動時刻修正)」が5Xシリーズでは、さらなるアップグレードがなされました。

ダイヤルに太陽光が当たると自動で受信タイミングを調整。ユーザーの使用環境に応じて、よりGPS衛星電波受信成功率の高いタイミングへ自動的に可変させる新システムを採用。

加えて省電力化したことでもう一つの受信方法も稼働。
時計が袖口などに隠れて太陽光を感知できなくても、前回強制受信に成功した時刻を記憶し、同時刻に自動で時刻修正もします。

この2つの異なる受信方法によって5Xシリーズは最大1日2回の自動時刻修正を行い、より高い時刻精度を実現しています。

8Xシリーズでは1日1回のGPS衛星電波受信による時刻修正であったことを考えるとまさに究極のストレスフリーと言える機能です。

セイコーアストロン5Xシリーズ 進化その5

新開発の簡易アジャスト機構『スマートアジャスター』を採用

季節による気温の変動や体調による腕周りの変化時に、メタルブレスレットのサイズをワンプッシュで簡単に調整できる新機構「スマートアジャスター」が採用されています。

セイコーアストロン5Xシリーズの進化 まとめ

以上、5つに集約される8Xシリーズと5Xシリーズの違い。
SEIKOが誇る世界初のGPSソーラーウォッチ「アストロン」は第二世代から第三世代へまた一つ確実に進化していますね。